2010年12月21日火曜日

力を抜く

12月20日(月)の夜は、Tウォール江戸川橋にてジム講習。
本日は、常連のYさんとTさん。

クライミングでは、「力を抜け!」とよく言われます。
が、どこの力を抜くべきか分からず、アドバイスにならない場合もあります。

スポーツクライミングの場合、1番最初に疲れて落ちる原因になるのは腕、もっと言えば指や手のひらです。
つまり、そこの力を温存するのが、最優先というわけです。

今回は、指に力を込める持ち方(カチ持ち)と、指を引っ掛けるようにする持ち方(オープンハンド)とを練習しました。

要するに、「温存する余裕がある場所なら、オープンハンドを積極的に使う」って練習です。

彼らのグレード(5.10aくらい)では、まだ手掛かりは相当しっかりしています。
しかし、それでもガッチリ握るか、手の皮を引っ掛けるように持つかで、前腕の筋肉ムキムキ度合いが後ろから見て明らかに変わるんですよね。

これは、自分で意識するのが結構難しい技術です。
今日一日で習得とは言いませんが、まずはキッカケになればと思います。

具体的な講習内容
・レストの種類の復習
・カチ持ちとオープンハンド
・一撃出来る程度のリードで実践練習

ところで、Yさんはリードのビレイが、いつの間にか上手くなってました。
そういうことも大切ですよね。