2012年12月2日日曜日

お客様カルテ、必要かも

11月30日(金)の昼は、ランナウトにてリード講習(2回目)。
高崎の女性HMさんです。
講習生の方々、全員の力量や経験、志向を記憶しておくのは、僕には厳しい。

が、その一方で、
「クライマーとして大雑把な傾向は、本人よりも私の方が知っていたりする」
ということもあります(笑)。

基本情報としては

・富士山ガイドで、ツアーに参加したお客様だった。
・高崎で山岳会に所属。
・平日休みにつき、山岳会の先輩に連れて行ってもらえる機会は少ない一方、講習には空いている平日を利用できる。
・少ない機会ながら、先輩には上越の激渋い雪山(もちろん、トレースなし)に連れて行ってもらえるなど、本格志向の先輩方。
・週に一日、先輩達が通うクライミングジムで、軽く教えてもらえている様子。

で、講師から見たクライミング初心者タイプとしては、

・丁寧なクライミング、ロープワークの丁寧さ、という意味では順調な成長。
・経験不足で、クライミングの怖さをイマイチ実感できていないようなところがある。
・同様に、クライミングの楽しさも、まだ漠然としていて、言葉にならない感じ。
・ジムで、5.10aやボルダー6級にチャレンジ、などと言ったことには、少々引っ込み思案の毛があり、勿体ない部分もある。

常連さんの場合、単純にリードを講習したりしながらも、

「この人の場合、将来的にこの辺が弱点になりそうだな。」
「でも、しばらくは好きなことを伸ばして行くのでも良いのかな。」

なんて考えながら講習して行きます。
具体的な講習内容
・ネコ足(より正確に)
・リードで落ちる練習(軽め)
・墜落距離の予想
・ビレイで止める練習
・ビレイヤーが壁に近づく理由
・ビレイの繰り出し練習


そろそろ、お客様カルテを作らないと、記憶力の限界かもしれません。
記憶が混ざって来ています・・・。