2013年8月10日土曜日

クライミング中のスピード

8月9日(日)の夜は、ランナウトにてムーヴ講習レベル0。
KIさん御夫妻のみ、2名で。
クライミングでは、おおむねスピーディに登った方が得です。

1番大きな理由は

・速く登ること自体が、重要な省エネ技術

でも、急ぎ過ぎて雑に登るのも良くない。
例えば、初心者が急ぎすぎると

①足がキッチリ置けていない状況で、手を出してしまう。
あるいは、ホールディングがキッチリ決まっていない状況で、次の動きに入ってしまう。

→次のムーヴをしようとしつつ、足や手を握り直したりしている様子は、いかにも下手っぽくて良くない。

②レストポイントで焦るあまり、次の作戦を立てずに通過してしまう。

→本当にスピーディに行くべきは、レストできない核心部である。
だから、

・本気トライの最中は、丁寧さが損なわれないギリギリのスピーディさを心がける

※丁寧さが頻繁に損なわれるのは、それ以上のレベルを目指す上では、あまり良い習慣ではないでしょう。

※私を含めて中級者にとっても、雑にならないギリギリというスピードは本当に難しく、毎トライ意識すべき課題。

・新しい技術の練習中は、バランスを意識するために、ビックリするぐらいスローに登って良い


ゆっくり&スピーディ。
目的意識を持って、使い分けると良いですよ。


具体的な講習内容
・ネコ足(足指でスタンスを握る感覚)
・反動ムーヴ
・エイトノット(効率的な結び方、安全上の注意)
・ATCを落とさない操作方法
・トップロープのビレイ練習
・クリップ練習

今回は、リード第1回から間が空いてしまったので、半分の時間は復習に充てました。
こちらは、割りと順調。
次回は、リード第2回でO.K.ですね。