2013年8月26日月曜日

ロープワークに、もう少し重点を置いても良いかと

8月24日(土)は、ストーンマジックにてロープワーク講習。

クラックリード講習を予定していた、T山岳会の男性STさん、山に行ける回数制限が厳しい男性STさん、新規の男性OSさん。
本日参加した講習生の方が、後輩と一緒にクライミングをするとき

「ロープを畳んだりするだけでも、時間が掛かって仕方がない。」

と感じるそうです。

<当塾講習の横で行われていた、HY登山塾。通称“ウラ塾”>
そして、本日たまたま居合わせたHYさんは、登り返しの練習。

の、はずが全く登り返せずに、空中にて遭難?

<参加者のレベルに合わせて、終了点作業の応用問題>
まさに、ロープワークのポイント。

①一応できるけど、洗練されているレベルまでは、程遠い
(洗練のさせ方が、自分では分からない)

②たまにしか使わない、トラブル対処の技術は、覚えているつもりが出来なかったり

<ハンドクラックは、物凄く楽々と登れるようになっていたSTさん>
もちろん、ロープワークは登るのに比べて、そんなに面白くないという人が多いです。
しかも、実践が少ない人が、ロープワークだけを先行して学ぶのは無理があります。

だから、ロープワークからは足が遠のきがち。

でも、マルチピッチやアルパインを目指すなら、初心者のうちは月1日くらいはロープワークに集中した日を作っても良いぐらいだと思います。

要するに、もうちょっとロープワーク講習受けた方が良いと思う人が、他にも何人もいるって話です。

<汗っかきで苦労しつつも、気合と根性で登り続けるSTさん>
これから、秋雨の時期となります。

雨天時に、ロープワーク講習に変更になった際、メールでのお誘いを希望される方には、すでにメール配信をしております。
他にも、希望される方がいれば、メールにてお知らせください。

具体的な講習内容
・ロープの畳み方(表と裏、しっかり締める方法、など)
・ボルトルートの終了点作業の復習&応用問題(結び替え、懸垂下降、立ち木)
・ハンドクラック練習
・懸垂下降の仮固定