2013年10月21日月曜日

レギュラー系、トラブル系、レスキュー系

10月19日(土)は、ストーンマジック。
YZ夫妻。

マルチピッチリードの予定でしたが、当日朝になって雨だったので。

(後から、ショートルートなら、いくつかのエリアで登れたと聞きましたが)
レスキュー技術というのは、複雑です。

色々なロープワークを使って、システムを切り替えて行くので、普通のマルチピッチシステムくらいは余裕でこなせないと無理。

ただ、実際にマルチピッチをたくさん登っても、本当にトラブルが起こった際の対応策は知らない人も多い。

<午前中から、トラブル系をガンガン復習するレベルの旦那様>
そこで、ロープワーク講習では、基礎を最重視!

①ロープの畳み方を洗練、ショートルートの終了点作業を洗練

を、毎回徹底的に。

②懸垂下降の仮固定、登り返し、終了点でスリングが足りない場合の対処、セカンドのテンション解除

などの、トラブル対処が次に来ます。

③リードのテンション解除、背負い搬送

などの、本格的な事故を想定したパターンは、最後です。

なぜなら、順々に複雑になるから。

<奥様も、ついに登り返しを練習開始>
これを、YZ旦那さまが

①レギュラー系、②トラブル系、③レスキュー系、と呼んでおりました。

なんの気なしに放った言葉でしょうが、上手い表現だと思います。

講習生の言葉、
「へー、上手いまとめだなー。」

と思わされることが多いです。

<ビックリするほど、ハンドクラックが上手くなってきたYZ旦那様>
具体的な講習内容
・ロープの畳み方、背負い方を洗練(奥様)
・終了点作業の復習(奥様)
・懸垂下降の仮固定の復習(奥様)
・登り返し(夫婦ともに)
・終了点やビレイ点で、スリングが足りない場合(旦那様)
・セカンドのテンション解除の復習(旦那様)
・リードのテンション解除(旦那様)
・ザックとハーネスを利用した、背負い搬送(夫婦ともに)
・オマケのハンドクラック練習

旦那様は、いよいよレスキュー系に入って行きます。
なんか、ロープワークはいずれ抜かれるような気がしますねー(笑)。