2013年12月5日木曜日

ジムボルラーが山に興味を持つと、教えやすい面もある

12月4日(水)は、リード講習を6時間コースで。
新規なのに、すでにブログ愛読者という女性TDさん。
彼女は、ジムボルダーから入って、リード、岩場とハマったそうです。

で、基礎を確認したくて、「落ちる練習」で検索したら当塾を発見したという。

実は、こういう方は教えるのが楽です。

逆に、山から入るとクライミングに対する偏見、思い込みも大きい。
その最大の原因に、

「山のために、練習しなければならない」
という義務感があります。


本気トライ・・・
「こんなとこ、山では登らないし・・・」

デッドポイント・・・
「こんな危なっかしいムーヴは、山には必要ないし・・・」

どっかぶり・・・
「山で、ハングなんて巻くに決まってるじゃん・・・」

ということが、頭をよぎります。
ただ、実感としては、どれも山に役には立ちます。

例)本気トライを山でする訳ではないけれど、そこで培った技術が役立つ。

もちろん、全部ではなく、5.11を登ろうと頑張って努力した分の3割か4割が山で役立つというイメージ。

だから、

「山のため」
という意識は、心の片隅にしまって、スポーツクライミングそのものを“楽しむ”ことです。

その中で、

「おっ、この部分は山でも役立ちそうだな。」
という意識で取り組むと、最高です。

ちなみに、ルートクライマーがボルダラーの輪に加わるときにも、同じ障壁があったりします。

まずは、好きになる。
それが大変で、講習生の中にも苦労している方は多いです。


ジムボルダーから入った人で、山に興味があって当塾に来た場合、その辺の障壁ゼロ!
どんどんと、世界を広げていただければ幸いです。


具体的な講習内容
・リード講習の3回分を全て

実践本気トライでは、5.11aを2便出して終了点直下まで持ち込みました。
最後は、見事にムーヴにズームイン!
良いクライミングでしたねー。