2014年2月3日月曜日

スキー上達の方向性

1月28日(火)は、奥利根にてスキー練習。
講習生のYZ夫妻、ARさんが付き合ってくれて。

<スピード重視を私に説く、YZ塾長>
スキーが上手くなる、と言っても色々あるようです。

クライミングで言えば、5.10cが登れるくらいで、スキー場のほとんどのコースが
「降りられる」
レベルにはなる様子。

中級コース、上級コース、なんて言っても、10日も滑れば8割のコースは降りられるという若者が多いんじゃないでしょうか?

子どもの頃、スキーをかじってたという人は、大抵はそのレベルまでは行けるようです。

<基礎スキー1級のAR先生>
で、問題はここから。
今のところ、私が見てきた感想では・・・

①スピード重視
どれだけスピードを出して降りられるか、という方向性。

下手なのにスピードを出すと、転倒しやすく、転倒の仕方も失敗しやすい。
だから、安定感のある滑り、安定感のある転倒を心がけるので、上達も早い。

競技スキーみたいなのを、イメージしながら地道に速度を上げて行く。
②悪条件の重視
非圧雪面、コブ、などの攻略。

これも、失敗するとコケるので、上達は早そう。

ただ、スピード重視派の先生方は、
「コブは、純粋なスキーの力を向上させるには役に立たない。」

という人が何人も居た。

ただ、 パワフルで、失敗率が高いので、
良いトレーニングのような気がしてならない。

そして、どちらも
「この程度のルートも滑れないの?」

と自分に問われている感じが面白い。

ボルダリングをイメージしながら、地道に滑れる面を増やして行く。

<非圧雪面では、2人の先生方も一緒に苦労>
③基礎スキー
「いかに安定して滑るか?」
ということを目標に、基礎練習して、それを2級、1級と検定試験を受けて行く。

クライミングで言えば、5.10台をいかに安定して、省エネで、滑らかに登るか?
ということと同じ。

こればかり練習するのは、スクールに通わない限り難しい。
当塾のムーヴ講習を、定期受講するのと同じ感覚。

一方、クライミング経験からすると、将来的に山スキーをやるなら

“安定感こそ重要”
という気もする。
今のところ、この3つが練習の柱。

・YZ塾長から、スピード重視の考え方を学び
・本気トライごっこと称して、非圧雪面やコブ斜面を学び
・スクールや、基礎スキーをやる友人たちから、基礎練習を学び

といった感じで、意識しています。