2014年4月11日金曜日

下見のつもりが、充実クライミング

4月7日(月)、4月8日(火)は、自分のクライミング。
自分のクライミングは、冬の間はジムのみ。
まず、慣らし運転から。

初日は、今井くんと榛名山黒岩で、講習の下見がてら。
2日目は、K田さんのお供で、北川。
<黒岩の、とあるクラック>

黒岩は、壁の高さ60mくらいで、2ピッチ、3ピッチのマルチもあります。

そこで、マルチピッチリード講習の下見を半日、自分のリハビリクライミング半日、という気持ちで。
<意外と、ムズイんですけど>

とりあえず、トポとの照合はしないでラインを探訪します。
(自宅で、軽くどんなエリアかは確認してきたが、講習生と同じ条件でやるために取り付きでは読まない。)

「あー、これならオールNPでトップアウトできるかも。」
というクラックを見つけたので、アップがてら。
<高崎の町?>

実際、このクラックにはボルトが数本打ってありました。
また、クラックそのものは、30mはありますが、10mほど登ったところにラッペルステーションもあります。
<5.10aのスラブも、結構苦戦>

で、とりあえず30mを1ピッチで伸ばしてみたんですが、意外と悪い!

後でトポを見たら、5.9だったんですが、5.10b(PD:プロテクションディフィカルト)に感じます。
行きつ戻りつ、1時間近くリードしていたような気がします。

今井君にも
「ランナウトするから(落ちるかもしれないんで)、よろしくね~。」

を何度も言いながら登りました。

(傾斜は強いので、ドカ落ちしても大丈夫そう。怖いけど!)
<トポに載っていないボルトルートを辿って、トップアウト>

ただ、30m伸ばした先は、結構なボロ壁。

カムが効くようなクラックも少なく、「壁の上部は、登らなくて良いや。」
という雰囲気。

そこにもラッペルステーションがあったので、それを使ってフォロー引き上げ、懸垂で降りました。
<午後は、ボルトルートで遊ぶ>

結果としては、60mの壁を貫く良いラインは見出せず、マルチピッチリード講習向きではないかなと。

一方で、あのルートは、かなりオススメ!
30mのクラックは、なかなか無いですからね。
<ボルトルートは、限定っぽいのばかりのエリア?という印象>

具体的に登ったルート
1日目の黒岩:
・某クラック(体感で5.10b、PD、30m。)
・大スラブ右ルート1P目~トポに載っていないボルトルート2P目を繋いで、トップアウト
(1P目、5.10a。2P目、体感で5.10d。)

午後は、5.10d~5.11bまでのボルトルートを、適当に3本ほど。

2日目の北川:
全てボルトルート
・桧フェイス左(5.8)アップ
・桧フェイス右(5.7)アップ
・天の川(5.10b)アップ
・茶摘み唄(5.10c)アップ
・謙譲の美徳(5.11a)アップ

・名無しのゴンちゃん(5.11d) オンサイト。ただし、限定があるような気がするので、グレードとしてはノーカウント?

・ルンルンヒロシ君(5.12a) R.P.、2便。1便目は、ムーヴが出来ずに20回くらいテンションかけた。

・ミンボー(5.12a) R.P.(通算5回目)。北落師門と8割まで共通して、最後だけ分岐するルート。北落師門は、過去に4回やっているので、ミンボーの核心パートだけは一撃できた。

・グリーン・オニオン(5.11a/b) トレーニング

どうやら、ジムっぽい岩場は、絶好調みたいです。
さあて、これをクラックに活かせるかどうかです。

※ちなみに、K田さんは念願の北落師門をR.P.。
意外と、楽勝で登っちゃってましたが。