2014年5月16日金曜日

継続受講する方には、こちらも腰を据えて

5月15日(木)は、ベースキャンプにてジム講習。
クラックリード講習が、天気予報が微妙につき。

男性Sさん、男性YUさん。
今回の講習は、6時間でトレーニング的に。
習得に、時間が掛かるシリーズ。

・ムーヴ講習
1回指摘されても、なかなか自力では癖が治らないモノです。

・ロープの畳み方
洗練を目指すと、1時間×10回くらい講習しても良いぐらいです。

・ジャミング
本当にバチ効きに感じるまでには、何回も掛かる人がほとんどです。
これは、もはや

「そういうモノなんです。教え方の工夫とか、覚えの善し悪しだけじゃなく、1回で分かる方がミラクルなんですって。」

と、思うようになって来ました。

それはきっと、考えた時間&試行錯誤した回数、に比例して習得するモノです。

1回で分かるモノって、たぶんチョットした工夫です。
10回くらい掛けて、習得するものが、本当に大事なモノなんだと思います。

「各項目ごとに、10回通って下さい」
なんて言いません(笑)。

でも、継続的に受けてくれる方にこそ“伝えられるモノ”、というのを感じています。
こちらも、腰を据えて構えられる気がします。

技だけじゃなくて、考え方、練習方法、みたいな概念が含まれるから、時間が掛かるのでしょう。


具体的な講習内容
<ムーヴ>
・ネコ足(足指を馴染ませる)
・指の脱力(掌を皮を馴染ませる)
・どちら手が主体のバランスかを、ハッキリさせる(中途半端は、良くないことが多い)
・体幹を入れやすい姿勢

<ロープワーク>
・ロープの畳み方
・懸垂下降の仮固定

<クラック>
・手、足に対して、決まっているか確認動作を行うこと