2014年9月27日土曜日

岩場リード講習の一部で、スラブのムーヴ講習を行うことも

9月26日(金)は、小川山にて岩場リード講習。
男性ITさん、男性MRKさん、女性KMさん、加えて富士山ガイド仲間の林さんが 
ゲスト参加にて。
岩場リード講習は、小川山が一番効果的だと思っています。

理由は、以前も挙げた通り・・・

・ミニマムボルトを感じられる
・岩塔っぽくて、景色が山っぽい
・スラブのムーヴ講習が出来る

といった所。
本日は、特にスラブのムーヴ講習を2時間以上。

クラックリード講習の、ジャミング練習と同じく、ひたすら昼まで反復反復。
結局、これが出来ないとマルチで苦労するから、覚えてもらいたいというのが、私の狙い。

ただ、この練習自体が、本日は評判が上々。

「飽きなかった。」
「面白かった。」

という感想が聞けました。
・足裏感覚と微調整(足指を馴染ませる、足をグリグリさせて探る)
・ダイナミックとスタティックでの立ちこみ
・体重移動がしやすい両足の位置関係
・股関節の使い方(リラックスして、腰を落とすイメージ)
・ホールドがある場合の足の荷重方向

などを伝えることにしています。
ジムで登れるクライマーでも、スラブは意味が分からないという人も多いと思います。

でも、仕組みが分かると、これはこれで楽しいものです。

クラックと同様に、5.8が楽に登れるようになります!

個人的には、5.9以上になると、クラックよりは不安定感が拭えないのですが・・・。
私も、まだまだスラブに慣れてないからでしょう。
具体的な講習内容
・スラブのムーヴ講習(上記内容)
・安定するまで、手や足を進めないこと
・ヌンチャクの向き
・ミニマムボルトなど、フリークライミングの基本原則あれこれ
・リードで落ちる練習
・実践本気トライ
ITさん:オーウェンのために祈りを(5.10c)をR.P.
KMさん:かわいい女(5.8)をO.S.