2014年12月10日水曜日

ビレイの比較実験

12月9日(火)は、1コマ目でムーヴLv.0。
講習2回目の女性OGさん、新規男性HDさん、新規男性TNさん。

2コマ目は、リード3回目。
男性NZさん、男性SKさん、補習で男性NMさん。
以前は、ジムでのリードビレイは、しゃがみビレイを推奨して、それの有効性を説明しておりました。

で、これまた教え方をマイナーチェンジ。

繰り出し方、落ちる練習&止める練習を、なるべく一通りやってもらうことにしました。
それで、メリットデメリットを比較して、場面ごとに選んでもらうという方式。

①しゃがみビレイ(立ち上がって繰り出し)

②1~2歩くらい、横方向に離れてビレイ(その分、近づいて繰り出し)

③1~2歩くらい、後方向に離れてビレイ(その分、近づいて繰り出し)

④ボルトの真下周辺で、立ってビレイ(繰り出しは、立ったまま)
実験後・・・

・ルート下部では①or②を選ぶ方が多くなります。

・「③、④は使う場面を選ぶなぁ。」
という印象。

・①と②で、厳密な場面ごとの使い分け、体重差や落としても良い距離に応じて変わって来ると思います。

最終的な結論は、たいして変わっていないのですが。

「講習に、もっと時間を掛けてでも、考えて実験するチャンスを作ろう。
その方が、後々からビレイ技術が伸びてくる。」

という原則に向かって、徐々に講習方法も変化していきますね。
まだまだ、マイナーチェンジの可能性は感じますが。

その一方で、もはや全3回で終わる可能性は、5割くらいになってきた気がします。


今回も、3回目だった2人には、もう一度3回目の受講をお願いしました。
さらに、ビレイや落ち方を洗練させて、次へと進んで欲しいですからね。