2016年7月5日火曜日

雨の掃除

7月4日(月)は、一人で湯川。
講習中に整備して、かえってイマイチになったところがあったので気になって仕方なく。

土日で、富士山ガイドの研修で、久々に富士山に登ったところ、疲労困憊。
体力以外にも、準備不足を痛感です。

山で濡れた装備の処理、パッキング入れ替えなども、イチイチ動きが鈍くなって、昼前に岩場到着。
<気になっていた、大和屋(5.7)>

2時間も作業していると、雨・・・。

カッパを着て、長靴に履き替え、防具を固めて続行です。
今井先生も、長門先生も、「雨の日こそ掃除チャンス!」みたいなことを言っていたのですが、ついにやらざるを得ないときが来ました。

何がチャンスかって言うと、
①どうせ、自分のクライミングが出来ない
②掃除した傍から、泥が流れてくれる
らしいです。

明らかに大変そうなんですが、先生方が常々おっしゃることなら、思ったよりマシなのかと興味はありました。
<草餅もついでに>

結論としては、やっぱり最悪でした!(笑)

①ロープが、かつてないほどドロドロになって、グリグリでの下降が困難。(思いっきり解除すると、急激に落ちるので、怖い。バックアップは取っているが。)
②カラビナ(特に環付き)に泥が詰まって、動きが渋くなり、作業スピードが落ちる
③土が泥になって粘り気を持ち、ブラッシングしても、泥を塗りたくっているような気分
④岩が黒くなって、どこが汚れているか判別が難しい
⑤湿ったカッパでハンギング作業は、腰回りが痒い(なぜ?)
⑥湯川は雨に強いこともあって、泥が掃除した傍から流れる、というほどの水量は期待薄い(小さなハング下なので、染みだし程度)
⑦長靴のフリクションが悪くて、ユマグリ、掃除の効率が落ちる

ちなみに、疲労度も普段の3割増し、装備の片づけの大変さは沢登りに相当。
そして、本日は鍬も壊れました。
もう、ボロボロっす!

ノウハウもありそうなんで、単なる根性の差だけではないかもしれませんが。
<徐々に、小雨が始まってきた>

それにしても、先生方はクライミング好きすぎます!

雨の日はジムが好きだな、と思いました。