2016年10月9日日曜日

うちの子はスゴイ

10月7日(金)は、岩場リード講習にて、小川山。
女性SMさん、新潟の女性NBさん、男性STさん。
<快晴!>

ときどき、「やっぱ、講習生は意識レベル高いな。」と感じます。

例えば、落ちる練習。
<紅葉も始まる>

講習生の平均レベルとして、
「やった方が良いとは分かっているんだけど、自分じゃヤル気になれない。講習でやるのは、良い機会かな。」
という人が多いと思います。
<陽だまり>

より高いレベルとしては、
・自分で落ちる練習をする人
・落ちる練習こそしないが、落ちる態勢や恐怖心コントロールの上達に、興味津々な人
だと思います。

こういう人は、勝手に強くなるので講習には、あまり来ないと思います。
講習生にも卒業後には、色々な練習に対して、そういう意識レベルになって欲しいとは願っていますが。
<スラブのムーヴ練習>

より低いレベルとして、
・落ちる練習をして「怖い。嫌だ。」と言って、それに対して「こうやってみたら、もうちょっと怖くなくなるかもしれませんよ。」と提案しても、闇雲に嫌がる人。
などのパターンです。

ただ、こういう人も本気トライはしようと思っていたり、実際には既にやっていたりもするので、薄々はフォールの重要性を感じているはずなのです。

私からすると、
「そこまで本気で登りたいんなら、受け入れるしかないんですよ!諦めなさい!」
と言いたいのをグッと堪えたり、堪えられずに説教口調になってしまったり。

根源的には
「どうしても、落ちることを避けて通りたい。」
「落ちる態勢・恐怖心コントロールが上手くなることを、諦めている。」

といった心理がありそうです。
<ウルトラセブン>

いつも初心者岩場で講習して、入れ替わり立ち替わり色々な人を見ます。
どうやら、当塾講習生は意識が高い方です。
(僕が厳しくて、そういう人しか残れないのかもしれませんが。)

あくまで、落ちる練習は一例に過ぎず、ムーヴでもロープワークでも同じです。
<スラブの練習>

さて、本日で女性SMさんは岩場リード講習を卒業といたしました。

前回、ほとんど無我夢中のようにオンサイトしたオーウェンを、今回も再トライ。
1トライ目はフォール後に、ハングドッグ。
無事にムーヴ解決して、2トライ目で再登!

加えて、まだ講習していなかった座学的な内容も終えて、無事終了です。
<かわいい女(5.8)>

彼女の場合、無雪期本チャンくらいまではやりたいと決めているので、まだまだ先がありますね。

まずは、自力でボルトルートを頑張ってみてくださいませ!
ここから先は、さらに試行錯誤が楽しい世界だと思いますよ。
<オーウェンのために祈りを(5.10c)、SMさん>