2016年11月1日火曜日

高難度マルチ体験その2

10月31日(月)は、自分のクライミングにて、ミズガキ。 
話題性ナンバーワンの高柳と。
<1ピッチ目の終了ビレイ点>

高柳の御希望で、また高難度マルチ。
“イクストランへの旅(5.13a)”

私も山出身だし、ボルトもクラックも一通りやるから、都合の良いパートナーなんでしょうね(笑)。
今のところワンプッシュレッドポイントには強い興味が無いものの、高難度マルチ自体は色々発見があって面白いです。
ちょっとずつ、高所作業に慣れてくるし。

ただ、このルートは下部3ピッチが核心。
今回は2ピッチまでしか触らないという話で、普通にショートルートとしてトライしてみましょうか。
<周りは岩だらけ>

またもや、先生がヌンチャクを掛けてくださっているし、マルチらしい準備はほとんど要らない状況。

1ピッチ目は、スラブ状フェースのボルト(5.12c)を2トライでレッドポイント。
2ピッチ目も、スラブ状フェースのボルト(5.13a)は、1トライしてムーヴが出来ずに途中敗退。

という訳で、マルチと言っても2ピッチ目の途中までしか行かないという1日。
<世界のクライマーの後ろ姿>

むー、かなり面白いです。
さすがガメラ大先生。

しかし、今後のトライを考えると、2ピッチ目に未解決ムーヴがあるってことに、途方もなく面倒くささを感じてしまうんですよね。もっと上手くなってから来れば良いか、と思ってしまいます。
未だ、高難度マルチに強く惹かれる人の気持ちが、今一歩理解できない私。

ただ、傾斜が緩いので、ムーヴさえ解決すればレッドポイントは近いというタイプのルートだと思います。
まぁ、高柳と行く機会があれば、また触るとしますか。
<調子が上がって来た高柳>

指皮の消耗が激しいので、15時前には撤収。
余った時間で、先日ムーヴ解決したバベルの塔のバビルへ。
さすがに暗くなってしまい、前回と同じくムーヴだけ再解決してトップアウト。

これも、数便で登れそうと見せかけて、ドハマリする可能性のあるルートですねー。 気をつけねば。

最近、毎週のように宿題を残して歩く私です。
バナナクラックとか、オーバーヒートとか、近場の普通のクラシックにも宿題はいっぱいあるんですけどね。
<山岳フォトグラファーに撮っていただいた写真>