2017年2月3日金曜日

わずかな誤解

2月1日(水)は、リード2回目。
女性HSKさん、女性TGさん。

逆クリップ、Zクリップ、手繰り落ち、ロープを足に絡ませる。
リードでやってはいけない、教科書的な内容だと思います。
大抵の入門書で、お馴染みじゃないかと。

本日に限らず、講習生の間違い回答まとめです。

①逆クリップ
「ゲートの向きを進行方向と逆向きに向けるべきで、その逆だと良くない。」(これは、岩場でヌンチャクを自分でセットするときの1つのセオリーではある。)
という話だと考えているパターン。
⇒ジムだと、そもそもヌンチャクの向きは選べない。

「逆クリップしてしまったら、次のクリップを掛けるまで慎重に登る。」と思っている人が多いが、これはなるべくやらない方が良いです。
逆クリップしたら、その場で直すか、直す余裕が無ければ完登を諦める方が普通だと思います。特に、垂直前後の壁だと、外れるリスクは大きめかと。

②Zクリップ
逆クリップと、名前を混同している人が多い。

Zクリップで落ちると、ロングフォールになることが盲点になっている人が多い。ロープの流れが悪くなることは、すぐに全員理解できるのだが。

Zクリップの直し方で、「さらに上の1クリップを掛ければ、安全になるから、とりあえずそこまで慎重に登って。」という解法を言う人が、ときどき居る。先ほどの、逆クリップのまま進むのと同じで、リスク高め。

Zクリップの直し方に、上のクリップを外して再度クリップする方法と、下のクリップを外す方法の2種類があることに気づかない人が多い。(片方の直し方だけ思いつく人が多い。)

③手繰り落ち
「やってはいけないとは言うものの、本気トライだったら止むをえないんじゃないか?」
という意見も多い。
⇒墜落距離が増えることだけなら、たしかに大丈夫なケースもある。あとは、カラビナに指を挟まない自信とか、もろもろ考え抜かれているなら、自己責任でリスクは取っても良いかもしれない。ただ、普通のロングフォールより、だいぶ怖いし、リスクもありますよ。

④ロープを足に絡ませる
本人は絡ませていないつもりでも、実は絡んでいるケースが多い。

興味深いのは、当塾講習生の8割くらいは既に自分でリードしている人が確認のために来ていること。それでも、このなかで2つや3つは誤解している人が多いです。

本って、初心者ほど字面だけを追ってしまうんですかねー。
入門書を1冊読むこと自体が、情報過多なんでしょう。