2017年4月10日月曜日

ミクロな成長を喜ぼう

4月6日(木)は、ムーヴLv.0を2コマ。
前半は、新規男性MMさん、新規女性IUさん。
後半は、IUさんが連続で、女性MKさん、新規女性MDさん。
<桜の季節>

クライミングの上達を、何で測るべきでしょうか。
もちろん、グレードが一般的だと思います。ただ、グレード更新が頻繁なのは初心者時代だけで、数年するとグレード更新は滅多に訪れなくなります。
過去にスポーツ経験がある人なら、5.11くらいで伸び止まるように感じるかもしれないし、それが5.10前半の人もいるでしょう。
そして、そこからが本当の練習だと思います。

例えば、過去に登れなかったルートが登れた、というのはグレードよりは小さいけれど、分かりやすい進歩です。
しかし、これだけでも練習モチベーションを保つのは難しいと感じています。

過去に出来なかったムーヴが出来るようになった、以前から登れていたルートだがチョット楽に感じた、ということを進歩と感じるようにしましょう。
(スポーツ的にやるなら前者が重要、当塾的には後者にも重点あり)
これなら、1日の練習の中でも感じられることがあります。

もっと経験を積むと、レッドポイントのためにトライを重ねる中で、
「こないだより、ムーヴが出来そうな気配を感じた。」
「ホールディングの感触が良くなったように感じた。」
「レスト出来ないと思っていた場所で、レスト出来るように感じた。」
というくらい、進歩がミクロになってきます。

でも、その積み重ねが、ときどきのグレード更新も生んでいるように思いますよ。

さて、本日でMMさん、MKさんはジムリード講習への参加O.K.としました。
続けていただければ、幸いです。