2017年6月9日金曜日

リラックスしちゃダメ?

6月8日(木)は、ムーヴLv.0。
全員新規で、女性HNさん、男性FYさん、男性NMさん、男性SKさん。
トップロープで落ちてみましょう、という実験をやったときの話。
メンバーによって、怖い、怖くないが分かれました。
普段からリードしていて、多少経験がありそうな2人は怖くない。
真面目にクライミングをやろうと思ったのが最近、という2人は怖い。

で、ついでなんで質問。
「感想が分かれましたけど、本当は怖い方が良いんですかね?それとも、怖くない方が良いんですかね?」

すると、怖い方の面々:
「支点が信用できない時もあるし、本チャンは落ちちゃダメって言うから、怖い方が良い。」

怖くない方の面々:
「外は怖いけど、そうは言ってもジムだけやってたら怖さは分からないんじゃないかな。」

総じて、落ちることは怖い、ということに肯定的でした。

一方で、練習全般で考えると、緊張感が高い方が練習になる説、リラックスしていた方が練習になる説があって、どちらにも一理あるように思います。

クライミング業界では、トップロープは最も恐怖から離れて練習出来る方法として知られている訳です。思いきった試行錯誤が出来ます。
リラックス肯定説ですね。

一方で、山屋さんの考え方の1つに、
「フリークライミングをやると、落ちる癖が付く。」
「雑に登る悪癖になる。」
といったものもあります。
緊張感肯定説の割と極端なバージョンでしょうか。

このあたりのメリットデメリットは、色々な状況を体験して見えてくるものもあると思います。
とりあえず、今の段階では「トップロープならリラックスして登れるけど、悪癖が付くのも嫌だから丁寧には登っとくのが良いかな。」くらいに思っていただければ良いんじゃないかと思います。

リードの話は、また追々やって行きましょう。
さて、本日で男性FYさん、男性NMさんは、ジムリード講習に進んでO.K.としました。