2018年6月7日木曜日

手繰り落ちの実験

5月31日(木)は、リード1回目、2回目。
男性FMさん。
あらゆる仕組みを覚えるに際して、実験ほど身にしみるものは、なかなかありません。

手繰り落ちは、ロープを手繰った分だけ余計にビレイヤーがロープを出しているはずなので、大きなフォールになります。

が、講習生と話をすると、
「2ピン目でやったら、さすがに危ないですかね。」
「1mぐらいは、余計に落ちますかね。」
とか、甘く見積もりまくり。

とはいえ、手繰り落ちは十分な高さがないと本当に危ないので、実験もなかなか出来ません。
そこで、本日はオートビレイを付けた状態で、手繰り落ちの実験をしてもらいました。

ビレイヤーは、フォール中にロープを引き戻すことはしません。
すると、ゆっくりオートビレイで降ろされ、最終的にはビレイでストップするという流れです。(場所によっては、グランドフォール。)

実験結果は書きません。
ただ、「今まで、あんまり分かってなかった!」ということが分かったようです。

これを繰り返して、実験と検証を癖づけていただければ何よりです。