2018年11月1日木曜日

1年ぶりのリード

10月28日(日)は、クラックリード講習にて、湯川。
女性MKさん、復習参加の男性SRさん。
<テーピング中>

ほぼ1年ぶりのリードクライミング、と言うSRさん。
しかも、その間にジムでもボルダリングだけ。

エイトノットとか、ビレイを忘れてやしないかと、冗談っぽく語るものの、久々の岩場で楽しげです。
<ボルダー練習>

最初に、地上で素手でのジャミング練習をすると、さすがにバッチリ。これは、ほとんど忘れていない様子です。

次に、テーピングの仕方になると、ちょっと確認したさそうな雰囲気。
でも、問題は無し。
<カムセット練習>

次に、地上2mぐらいでハンドジャムのボルダー練習。
これは、本人も嘆くアタフタ感。
「あれっ!?こんなハズじゃぁ。」
自分の動画を撮って、何回かリピートすることで、だいぶ修正できました。
ただ、それでも以前の精度にはチョット劣るような体感の御様子。

しかしながら、原因のディスカッションで色々と得るものはあったようなので、勘が戻る頃には以前を越えることでしょう。
<ポカポカ&紅葉>

次いで、地上でのカムセット練習。
こちらも、以前のレベルをほぼ維持。
復習しながら、さらにチョットだけコツを意識できた様子。
<全てが久々>

とりあえず、易しめのクラックをリード。
ギアを選定して、エイトノットを結んで、シューズを履いて、・・・といった所作の順序をすっかり忘れており、ちょっと動揺気味(笑)。
まぁ、そこは重要じゃないから自宅でイメトレはして来ないですよね。

ムーヴはバタついて不服気味ながら、無事に完登。
MKさん用に、トップロープも張って、終了点作業も最低限は大丈夫。
<トップロープ練習>

さらに、エイド練習。
今まで、完全にエイドのみで登ったことが無かったらしく、新技という感じでした。

脳がパンプする様子。
<エイド練習>

夕方、いよいよ本気トライ。

こんな日は、復習だけで終えても良いぐらいですが、さすがはSRさん。
曲がり煎餅(5.8)を、長時間かけて粘り、ヘロヘロになりながらもO.S.!!!

しかも、以前に増して慎重になっており、テラスへの墜落をしっかりと計算したプロテクション戦略でした。
<曲がり煎餅>

こうやって書き出してみると、
・勘が鈍ること
・意外と忘れないこと
・少し忘れてはいるが、思い出しがてら次なるコツを学べること
などが分かりますね。

仕事の都合、家庭の事情、怪我や病気などで、クライミングを中断する人は多いです。
冬とか沢シーズンは、登山一辺倒という人も、中断がよくよく訪れます。
かく言う私も、自分のクライミングは中断中ですし。

でも、ゼロにはならないもんですよ。
<粘りのクライミング>

是非とも、登ってくださいませ。
<最上部でも粘る>

<無事に完登!>