2019年8月13日火曜日

落ち込むこと

8月11日(日)は、岩場リード講習にて、小川山。
男性SKさん、女性YIさん、女性KDさん、女性ONさん。
講習中、講習生の気分がとてつもなく下がる、という場面はよくあります。

「なんで、こんなに出来ないんだろう。」
「なんで、怖いのに頑張らなきゃならないんだろう。」
「なんで、皆は普通に出来るんだろう。」
「なんで、こんな分野(岩場とか、リードそのものとか、スラブとか、クラックとか、そのときの講習ジャンル)をやっているんだろう。」

「そもそも、クライミングなんて怖いこと、やる必要あるんだろうか?」
(少し悲観的になりすぎて極論で考えている場合が多いので、辞めない方が良いです。)
それが怒りに現れる人もいれば、内に貯めこんで行く人もいます。

そんなとき、どう対処すれば良いのかは、もはやクライミング講習の範疇を超えている気がします。これまでの人生経験が活かされる場面かもしれません。
月並みですが、とりあえず励まされるよりも休憩することの方が有効だったりもします。

それにしても、クライミングというのは驚くほど初級レベル(岩場の5.9、ジムの5.10aを一撃するかどうかぐらい。あるいは、ルールとか岩場の安全管理の初歩を学んでいる段階。)であっても、こういう精神的な葛藤と戦う分野ではないかと感じています。
さながら、体育会の部活で「もう退部します。」、「いや、また~~と一緒に登りたいよ!」みたいな青春活劇でも起こるぐらいの勢いです。

リスクと向き合うからでしょうか、人間関係が近くて様々なパートナー問題が起こりやすいからでしょうか、天候判断なども含めて人事を尽くして天命を待つ場面が多いからでしょうか。
この葛藤は、プロスポーツの選手ですら(だからこそ?)不調でモチベーションが落ちたときなどに色々あるみたいなので、おそらく一生涯付き合っていくものです。

ただ、クライミングというのは、
「〇〇が出来ないので、どういった対策を考えるか?」
といったことを考える時間が、とても長いスポーツであると思います。

だから、クライミングを続けるうちに、そういう生産的な思考回路が板についてきて、対策にもバリエーションが出てきます。
それで、少なくとも私は少し打たれ強くなったと自覚していますし、周りの友人も比較的打たれ強い気がします。
かく言う私も、今日は荻窪パンプに行って、まぁまぁやられて来ました。

5級でも何本も一撃を逃し(というか、2本は結構打ち込みました)、4級などは半分以上で敗退し(むしろ、登れたのが数本あったと言うべきか)。
グレードは辛めだと思いますが、課題は面白いので、ときどき行きたくなります。

調子が戻った気がしても、まぁこんなものかと思いつつ、とりあえず全力が尽くせるようになったことだけでも喜ぼうと思います。
対策としては、今日のが十分にトレーニングになった気がするので、今のところ特別なトレーニングをせずとも、ボルダーを継続すれば少しは伸びそうですしね。

いずれにせよ、大きな成果はなくとも続けていれば少しは変わりますよね。