2019年10月7日月曜日

考えてみよう

10月1日(火)は、リード3回目で、女性TNさん、復習参加の女性HMさん。
これにて、TNさんは卒業といたしました。

10月4日(金)は、ムーヴLv.0で、男性STさん、男性HTさん。
2人とも、ジムリードに進んでO.K.としました。

10月5日(土)は、ムーヴLv.0で、新規女性HNさん、復習参加の男性EDさん。
HNさんは、ジムリードに進んでO.K.としました。
リード3回目に、以下のようなルールで落ちる練習を行ってみました。
次のクリップが出来る態勢で、クリップはせず、手繰り落ちもせず、普通にフォールしてみましょう。

この方法だと、通常のジムで起こりうる最大距離のフォールになるはずです。
すると、HMさんは左図のような形で落ちる練習を行いました。
いわゆる、最終クリップ(のカラビナ)が膝くらい。

そして、私から「次のクリップに進んで、同じ練習をしましょう。」と指示すると、実際に次のクリップを行ったのは右図のような形でした。
いわゆる、最終クリップが足首くらい。

・参考情報
HMさんは落ちることに対して大変な苦手意識があり、膝でのフォール練習でもそれなりに頑張ってくださっています。
これに対して、私は大変に違和感がありました。

「膝で落ちるのが精一杯なのに、実際のジムリードでは足首まで行くのか?」
「それは、落ちなさそうだという読みだからアリなのか?」
だとすれば
「ウォームアップルートなどで、全ガバで怖くなければ上記ランナウトはアリか?」
という疑問にも繋がります。

これについて、クライミング界の共通見解みたいなものは無いと思います。
しかし、気になりますよね。

皆さん、どう思いますか?
こういうことを真剣に考えるぐらいじゃないと、リスク管理能力は身に付かず、むしろ感覚が錆びて行き、いつか足元をすくわれます。
ところで、僕自身は先週からようやくジムのリードに復帰。
暑いので、数か月ほどはボルダーしてました。

春ぐらいから行っているランナウトの全R.P.目標ですが、2ルートほど困難な5.12bがあり、楽しくも気が重い状況です・・・。

とりあえず、現状。

メイン左面:
・2本(5.12b)が大問題。うち1本は既に4日間トライ中、ワンテンを抜け出せるかは怪しい。もう1本は見るからに5.12bじゃない最難課題(笑)、絶望的に見える・・・。
・O.S.圏内のものが7本ぐらい。
・O.S.は相当難しそうだがR.P.ならどうにかなりそうなものが1本(5.12a)。
・1セクションだけ解決していないが、レストポイントが豊富なのでR.P.は出来そうな予感のルートが1本(5.12a)。

メイン右面:全コンプリート。ただし、2週間後にホールド替え。

その他のラインセット壁:全コンプリート。(最近は、5.11b~cぐらいまでしか無いので、O.S.失敗してもR.P.は出来ることが殆ど。)ただし、明日から93°壁がホールド替え完了して、イチから再スタート。

あとは、同じように頑張りたいのがボルダールームの赤テープ。
2階が、あと2本。
1階が、あと3本。
ただし、そのうち2本ほど、絶望的にも見えている現状・・・。

こんなにジムに邁進するのも久々なので、しばし頑張りたいです。