登山講習、読図講習、ジム講習から、リード講習、クラック講習、マルチピッチ講習、雪上訓練、救助訓練、アイスクライミング講習まで。 初心者の富士登山から、アルパインクライミングを目指す方まで全力サポート。
2010年6月28日月曜日
6月27日(日) 写真撮り
本日の岩場講習は、雨予報にて中止。
代わりに、パンフレット用の写真撮影のため、奥多摩の白妙橋の岩場に行ってきました。
写真のための写真は微妙ですが、手持ちのものが今一歩のものもあるで、仕方ないですね。
行ってみると、小雨ながら岩場はシットリ濡れています。登る気だったパートナーには申し訳ないながら、写真撮影に集中。
その一部ですが・・・。
ちょっと変?
2枚目は完全に作り物写真ですね・・・。
このブログを見る人は、パンフレットを見るんでもないでしょうから、種明かししちゃいましょう。
・2人で撮影に行ったので、登ってる人はいません!
・ロープの張りは、流木をぶら下げて演出。
・ロープ操作してる人は、日常的にロープクライミングしているので、教える必要はありません。
・写真はタイマーで撮っていますので、この体勢を10秒で作るのも大忙しです。
写真はあまり好きではありませんが、普段撮らないと、こうやって無駄な労力かけますね。
3枚目は、懸垂下降(ロープにぶら下がって降りる方法)をしたときに、ついでに撮ってみました。
これは、2人でもちゃんと出来ます。作り物じゃないですよ。
2ヶ月ぶり(?)の懸垂下降で、かなりドキドキしてしまいました。高いところ苦手なんですよね。
本日は、同じ岩場で知り合いがロープレスキュー訓練をやっていました。
せっかくなので、僕たちも少しだけ救助システムを復習したりして帰りました。
見ての通り、凍傷もほぼ回復で、ゆっくりなら大抵のことは出来ますね。ちょっとだけ気を遣いますが。
2010年6月25日金曜日
2010年6月24日木曜日
リハビリ日記その2
昨日・今日ともジムでリハビリ。
手の皮がむけて登れないので、軍手を付けることに。
軍手+体育館シューズ+片足クライミングで、変な訓練チックに見えます。結果、何してるのかと訪ねられっぱなしです。
ただ、1番簡単なルートを昨日10本、今日は25本と順調に登る量は戻してます。
手の皮がむけて登れないので、軍手を付けることに。
軍手+体育館シューズ+片足クライミングで、変な訓練チックに見えます。結果、何してるのかと訪ねられっぱなしです。
ただ、1番簡単なルートを昨日10本、今日は25本と順調に登る量は戻してます。
ちなみに、凍傷も順調に回復してます。
もはや単なる擦り傷のカサブタです。
バンドエイドにテーピング巻いて、保護だけしてます。
登山靴履いても、横からの締め付けぐらいは平気になってきました。
そうなると、硬い登山靴の方が、スニーカーで爪先に力を入れて歩くより楽なくらいで、かなり自然なスタイルで歩けました。
夏山、もうすぐ行けそうですね。
2010年6月22日火曜日
ファーストエイドの練習会
山やクライミングで怪我人が出たとき・・・。大変ですよね。
幸いにも搬送が可能な場所・天気に恵まれて、力の見せどころとばかり背負ったりした経験は、僕にもあります。
幸いにも搬送が可能な場所・天気に恵まれて、力の見せどころとばかり背負ったりした経験は、僕にもあります。
が、「動かして大丈夫?」、「脳とか脊髄は痛めてない?」なんて不安は、消せません。
今日の練習課題は、そんな不安を打ち消すためのチェック方法です。目標は、「これなら動かして大丈夫」、「切羽詰まった身の危険が無い限り、専門の道具を持った救助隊を待つべし」とかの判断です。
もちろん、そんな診察を独学でやるのは危険なので、昨年秋にウィルダネスファーストエイド(WFA)の講習を受けました。5日間50時間のコースです。
今日は、そのメンバー集まっての自主トレです。
まだ人に勧められるようなレベルではありませんが、こういうことも登山の一部ですね。
いつか説明できるレベルになれればと思います。
写真は、本日の研修場所。富士吉田市の公園です。
2010年6月20日日曜日
2010年6月19日土曜日
2010年6月13日日曜日
富士山ガイド講習会
僕は、夏の間は富士山でガイドをしています。
昨日、6月12日(土)は、そのガイド組織の新人向けの講習会がありました。
都内の施設を借りての机上講習です。
今年の新人も、20歳くらい~50代まで様々です。
講習内容も、「ガイドとは何か?」という意識的なことから、バス1台分40人を連れて歩くこと、簡単なファーストエイド、富士山の天気に関することまで。
教え好きがこうじて、今回それの準備に色々と口を出したんで、新人さんの感想とかがものすごく気になります。
富士山ガイドは、石田登山塾とも一般の山岳ガイドの理念とも違いますが、ガイドとしてはかなり勉強になる場だと思います。
富士山では、山の完全な素人さんを相手にすることも多く、お客さんにとっても山の初歩を学ぶには意外と良い機会かと思います。
山に興味がある方は、ガイド登山で富士山から始めるのも一つの手かもしれませんね。
昨日、6月12日(土)は、そのガイド組織の新人向けの講習会がありました。
都内の施設を借りての机上講習です。
今年の新人も、20歳くらい~50代まで様々です。
講習内容も、「ガイドとは何か?」という意識的なことから、バス1台分40人を連れて歩くこと、簡単なファーストエイド、富士山の天気に関することまで。
教え好きがこうじて、今回それの準備に色々と口を出したんで、新人さんの感想とかがものすごく気になります。
富士山ガイドは、石田登山塾とも一般の山岳ガイドの理念とも違いますが、ガイドとしてはかなり勉強になる場だと思います。
富士山では、山の完全な素人さんを相手にすることも多く、お客さんにとっても山の初歩を学ぶには意外と良い機会かと思います。
山に興味がある方は、ガイド登山で富士山から始めるのも一つの手かもしれませんね。
2010年6月11日金曜日
アラスカの写真
左は、デナリ(6194m)の山頂です。(左がイシダ)
僕たちは、もっとも易しく、もっとも人の多い一般ルートを登りました。
歩き自体の難易度は、日本で言えば“GW頃の剣岳”と変わらないので、練習すれば誰にでも可能性のある高所でしょう。
ただ、北極近くなので、めちゃくちゃ寒いです。
歩きはクライミングよりは暖かいはずなのですが、僕はヤッケの下にもダウン、ヤッケの上にも化繊のジャケットを着込んでいます。
3人のうち2人は、目出帽も2重です。
次の写真は、頂上直下です。
デナリのもう一つの問題は高山病です。
酸素の薄さで、頭もクラクラ、気持ちも悪く、判断力も何度も低下しました。
高所には、ゆっくり慣れるために、ゆっくり登ります。
日数が多くなるため、前半戦の平坦な道のりは荷物が半端じゃなく重いです。
体力と言うよりも、根性が試されます。イヤにならないように。
僕は、この写真の時、高山病と軽く凍傷になったと思う手足の指のせいで、景色や写真に対する興味は失せていました。
が、やっぱり綺麗なものですね。
3枚目は、同じくアラスカながら、標高の低い山でのクライミングです。
ルース氷河というエリアの、"Ham & Egg"というルートです。
このエリアでは、入門ルートで決して難しくはないのですが・・・。かなり苦労はしました。
部分部分のクライミングは難しくないんですが、日本の冬の中級ルートの長さ2~3倍といった印象です。
そして、このときも寒くて、ヤッケの上にさらに化繊ジャケットを着ています。