6月1日(水)の夜は、ランナウトにてリード講習(第2回)。
今回は、先週から受講中のIさんとAさん。男女2名組です。
前回、トップロープのビレイやエイトノットを確認したので、今回はいよいよ疑似リード中心!
という予定でしたが、前回の記憶があやふやでした。
そんなわけで、トップロープの練習がてら、半分の時間をムーブ講習に使いました。
しかしながら、ロープワークは時間の掛かる方々ながら、ムーブに関してはセンスを感じます!
たとえば、正対とフリということが、感覚的に理解できるようです。
ちなみに、私は学生時代、沢登りや雪山中心でクライミングジムは月に数回程度。
当時3年以上掛けても、体のフリは感覚的に理解できず、ジムの5.10bすらも全く登れるようにはなりませんでした。
その壁を乗り越えた切っ掛けは、
①ダイアゴナルなどの超基本ムーブを繰り返し映像に収めた入門ビデオ
②大学4年の夏休みに毎日ジムに通ってみたこと
③いい加減クライミングやらないと山で危なっかしいという危機感
でした。
ただ、僕は逆にロープワークとかのシステム面は、覚えが割りと良かった記憶もあり。
(懸垂下降の練習だけは、高いところが恐ろしすぎて、最初は全く降りられませんでしたが。)
人それぞれですね。
具体的な講習内容
・トップロープのビレイ
・エイトノットの結び方
・ネコ足(復習)
・チョークアップしながら登る
・正対、フリ(普段より概念が大枠ですが、理解できちゃう様子)
・クリップの方法(復習)
・疑似リード(クライムダウンも交えて、効率的なクリップ態勢を体験する)
いよいよ次回は、リードでやってはいけない事例集、軽い落ちる練習、という予定です。