8月19日(日)、20日(月)は、小川山にてリード講習。
本日は、常連男性ONさん、Hさんのペア。
このお二人、クライミング歴は浅いながら、かなり良いパートナーです。剱岳に夏のバリエーションを登ろうという話で盛り上がり、妙義山の縦走で懸垂下降のトレーニング。
そして、剱岳では源次郎尾根にチャレンジし、見事に完登して来ました。
もちろん、ロープワークもまだまだですから、話を聞くだけで、ちょっと危なっかしい部分もあるわけです(笑)
が、それくらいのチャレンジは、初心者のうちは誰もが通る道でしょう。
なるべく事故を起こさないよう、頑張ってほしいところ。
なんせ、ちょうど良いパートナーなんて、そうそう見つかるものではありませんから。
そして、今回はボルトルートのリード講習。
まずは、ここで終了点作業や終了点の仕組みを講習いたします。
でも、本当に大切なのは、
「リードで危ない状況ってどんなこと?」
っていう話を
・ボルトの種類
・終了点が怪しい場合
・ランナウトしている場合の対処方法
なんかを講習しながらすることなのかもしれません。
そして、5.9でも良いからオンサイトを目指すような初級者になって頂ければ、講習の目標は達成ですね。
今回、5.8くらいまでは何本かリードして頂きましたので、あとは自分で行くだけでしょう。
具体的な講習内容
・終了点作業(結び替え、懸垂下降 )
・ボルトの種類(ハンガー、リング、RCC、工業用、など)
・ヌンチャクの向き(ウィップフラッシュ現象)
・クライムダウンできる範囲などを考えてランナウトする練習
・終了点の仕組み(流動分散、固定分散、独立分散)
・実践、本気トライ&終了点作業を多数
・終了点が怪しいスリングだった場合の対処方法(自分のスリングで対処、捨て縄で対処)