2012年11月5日月曜日

腰を壁に近づける姿勢

10月31日(水)の1コマ目は、新規の女性。

(この回は、写真を削除しました)


ムーヴ講習の際、基本的なフォームとして

・ネコ足
・肩の脱力
・指の脱力
・腰を壁に近づける姿勢
・引き付けよりも捩じりを優先すること

の5つを講習しております。

下の写真は、どちらも同じガバに脱力してぶら下がった様子です。


上は、クライマーっぽいレスト。

姿勢を保つことによって、足に体重が乗って、腕の負担が軽減されています。
ただし、姿勢を良くするための腹筋・背筋だけは必要です。
下の写真は、壁から離れちゃった例。
腕の負担は大きくなります。

実は、これはまだマシな方で、この程度なら足を上げたり、スタンスを確認するときはO.K.だと思います。

これが、上半身が猫背になったり、お尻が突き出てきたりすると、いよいよ「姿勢が悪い!」という話になります。
この仕組み自体、知らないクライマーも多いのです。
「分かっちゃいるけど治せない」というクライマーも多いものです。

まずは、身の回りのクライマーを観察してみましょう。
案外、まともな姿勢で腕の負担軽減に努めているクライマーは少ないものです。

具体的な講習内容
・ダブルチェック
・ネコ足
・肩の脱力
・腰を壁に近づける姿勢
・エイトノットの結び方(注意点について)