4月11日(木)は、自分のクライミングでミズガキ。
K田さん、ユッキーさんと。
この日は、植樹祭エリアという何年か前に開拓されたエリア。が、経験上、植樹祭公園の近くは岩が脆く、アプローチの近いこのエリアにちょっと心配しながら。
「チョーサイコウルーフの岩塔」、「ねじねじの岩場」、「ダイワハウチュ」と3つを回る。
が、どうも魅かれるラインがない。
唯一「石触エレジー」は、面白そうに見えたが、5.11dなのでアップルートが欲しい。
(それに、出だしのプロテクションが悪そうで、恐怖心を煽る)
どうしたもんかとウロウロしていたら、3本ほど登られていなさそうなクラックを発見。
ちょっとボロそうだけど、どれも5.10a位に見えるのでオンサイトトライ。
結果は・・・
1本目:ちょっとボロそうなワイド~フィンガー。(見た目、5.10a)
岩が思った以上にボロく、落石でロープは切ってしまう。
さらに、抜け口ではエイドでどうにか抜けるだけになり。
かなり冷や汗。
散々な結果になってしまったので、パートナーにはトップロープのみで。
それでも、全員が砂だらけになるようなクライミング。
2本目:美しいオフィズス(見た目、5.9)
ちょうど、1本目に張ったトップロープの下に、途中で途切れているクラックをK田さんが発見。
これは、リードできないラインだからと、トップロープで遊ぶ。
見た目より厳しく、体感で「よろめきクラック(5.10a)」と同じくらい。
あまりに面白いので、全員2回ずつ登る。
3本目:40mくらいありそうな、大チムニー
これまた、見た目もボロく、行ってみると見た目以上にボロボロ(涙)。
今回は、エイドで抜けることも出来ないので、途中敗退。
途中の立木で降りて、K田さんにフォロー回収してもらう。
結局、変なルートばっかりで遊んでいたら、石触エレジーをやる暇もなく、ヘッデンになるギリギリの下山。
やっぱり不動沢の方が、岩が硬くて、適当なラインで遊ぶのに適しているなー。
実際、登ってみると、上には古い終了点スリングがあったりして、昔登った人がいるんだなーと確認しつつ。
全員、ボロ岩でも受け入れる変態集団なのか、「とても楽しかった」という感想。
植樹祭公園は、今度は残りの半分のエリアに行ってみるとします。