6月26日(水)の夜は、リード講習3回目。
女性SMさん、女性IBさんのペア。
リード講習自体が、2順目の女性ARさん。
自ら、リード知識の総チェックに来てくれた男性FDさん。
スポーツクライミングでは、とかく「落ちるまで行け!」
と言われます。
実際、落ちそうで
「ムリ!」
とか思っても、
「ガンバ!!!」
と言われて、行ってみたら、意外と進めたりするんですよ。
で、落ちるまで頑張る理由を、久々に書き出します。
2年位前にも、書いた気はしますが。
ちょっと、文体を変えてみます。
①クライミング上達のため
テクニック面:
「落ちるかもしれない」 → 結果「落ちなかった!」
というのが、バランスの習得に1番効果的です。
パワー面:
「もうダメ」 → 結果「ダメ元で、もう一手出したら、意外と進めた」
というのが、落ちる前に諦める人よりも、はるかに持久力トレーニングになります。
②スポーツクライミングを楽しむため
「落ちそうだったけど、あきらめずにやってみたら登れた!」
というのが、スポーツとしては1番面白いんです。
「恐い。落ちたくない!」が「登りたい!」、に変わったあたりが、クライミングがスポーツとして楽しめる瞬間です。
③ビレイヤーのビレイ練習のため
落ちるかもしれないから、ビレイは気合が入ります。
もっと言えば、ときどき落ちてくれると、講習で学んだことを体感できて最高です。
落ちない前提のビレイは、むしろ変なサボリ癖が付く傾向があります。
色々、書きましたが。
安全なら「ガンバ!」
手繰り落ちなどの危険行為をしそうなら、「無理せず!」
ってことですよ。
具体的な講習内容
・ビレイの練習(立ち位置、繰り出し)
・スポットについて
・落ちる練習&止める練習
(トラバース落ち、ロングフォールなど)
・実践本気トライ
SMさん:垂壁5.10bをオンサイト
IBさん:薄被り5.10bをフラッシュ
ARさん:垂壁5.10bを、テンション掛けつつもトップアウト!(これが、本日1番の成果?)
FDさん:薄被り5.10c(おそらく、ランナウトで一番ボルダーチックな5.10c)は、敗退
さあて、リード講習を終えたら、ムーヴ講習、岩場リード講習、マルチピッチ体験、と受講できる範囲も広がりますね。