2014年12月4日木曜日

豊田の岩場

12月2日(火)、3日(水)は、自分のクライミングで、愛知の豊田。
えのきどさんと。
<天下峯エリアには、こんな岩がゴロゴロ>

豊田には、今回初めて。
市街地から近いのに、気持ちの良いエリアでした。

里山に、キレイな岩がゴロゴロ。
瑞浪が、ミニチュア小川山だとしたら、もう一段回ミニチュアにした感じです。

特にロケーションの良い日向は、ボルダーしたら気持ち良さそうです。
<おたまじゃくし(5.8)>

ボルダーメインの岩場だとは知っていましたが、ルートも「なるほど、やっぱりね」。

ボルダーは、高さ3メートル~7mくらい?
ルートは、高さ10m弱のものが多くて、ボルトルートはボルト数本のものが多い。

「ボルダーにするには、ちょっと高い。」
ってイメージなのかと、分かります。
<雨蛙(5.11a)>

しかも、下部核心であることが多いので、
「このルートは、ボルダーとしても登られているよ。」

と、えのきど先生に聞いたり。

外で強いボルダラーさんって、山屋がランナウトに耐える能力よりも、よっぽど強いものを持ってますね。
<オンサイト成功>

さて、豊田のクラックに関する印象は、

①やっぱり短い
②結構キレイなので、登る気持ちになる
③出だし核心が多い
<オンサイトできなかった、自由人の悲哀(5.10d)>

③については、絶賛リーチ有利です。

なんせ、岩の取り付きがえぐれていて、スタートだけがハングしています。
で、そこをボルダーとしてこなして、ルートに突入というパターン。

185cmの私にとっては、そのボルダームーヴは消滅or手数が半分!
<トポに載ってない5.9>

正直、1人だけズルしているような感も否めず、釈然としない部分もあります。

でも、ボルダーのようにシットダウンスタートにして登れなかったりするのもなぁ・・・。
限定ルートをやらされているようで、そのクラックを嫌いになってしまいそう(笑)。
<一休さん(5.11a)>

今回は近いグレードで、リーチ差が極端にある人も居なかったので、誰に気兼ねすることなく。
フルリーチを、活かしまくって登りました。
<ボルダーとしても登られているハンドクラック>

具体的に登ったルート
1日目:天下峯
・おたまじゃくし(5.8、フィンガー) オンサイト。短い分、ちょい辛め?
・雨蛙(5.11a、フェース系のフィンガーサイズ) オンサイト。
・自由人の悲哀(5.10d、フェース系のフィンガーサイズ) R.P.。2便。
かなり難しく感じたけれど、寒くて手の感覚が無かったからかも。

・ラプソディー(5.10a、ハンド) オンサイト。
・大師匠のルート(5.10c、ボルト) オンサイト。ミニマムボルト頑張り過ぎじゃないですかー?怖いっす。

2日目:百間~大田エリア
・ルート名なし(5.9、ハンド) オンサイト。
・一休さん(5.11a、フェース系のフィンガーサイズ) オンサイト。
・ボルダーとしても登られているらしいハンドクラック(体感5.10d、ハンド) R.P.。2便。
見た目に侮ってました。フラッシュトライ失敗。

・イマジン(5.11+、フェース系のフィンガーサイズ) R.P.。2便。
スタートなど、リーチで相当な楽をしているが、5.11dくらいに感じた。
平均身長以下なら、5.12aって言いそうな課題。

チョーク要らずのベストコンディションでなかったら、最低2~3日は掛かっていたと思うので、場所柄から一生登れなかったかも。
<イマジン(5.11+)、傾斜は95度くらい?>