6月2日(火)は、自分のクライミングにて、ミズガキ。
山岳ガイドで、カメロパルダリスのオーナー、佐藤くんと。
<朝の植樹祭広場>
トポを読まず、カムを決めながら岩塔を登ります。
<午前中の1P目>
過去に、3回来たことがあるエリアですが、まだ気になっているラインがチラホラ。
とりあえず、5.8くらいのオフィズス1Pで、頂上へ。
<とりあえず、頂上>
以前、登った記憶を頼りに、
「あのとき、2P目の右手にクラックがありそうだったんだよなー。」
と、探してみます。
<クラック探しの懸垂下降>
ありました、ありました。
一見、楽勝そうなオフィズス~フィストでしたが、思いがけず1時間近いオンサイトトライに!
下山してからトポを読んだら、5.10bだそうな。
<意外と本気トライ>
<青年実業家も大苦戦>
<ワイドを抜けてからも、意外と悪い!>
これは、以前登ったことのあるオフィズスだけど、よろめきクラックよりは簡単かなー。
私はフォローなんで、隣のクラック無しっていう限定で遊んだら、リービテーション連発の面白いルートになりました。
<もう1Pは、佐藤君に>
昼休憩をすべく、懸垂下降してザックに戻ります。
<再び、頂上>
後からトポを見ると、奥地獄の左端~文殊岩へと縦走していたみたい。
どのピッチも、トポに載っていませんでした。
が、ところどころ登られた形跡はありました。
<午後の1P目終了>
以下、グレードは全て体感。
ちょっとヤブっぽいけれど、内容は面白い。
ちょっとした尾根上のピークに出たので、次の岩まで歩き。
<見た目パッとしない3P目出だしだったが・・・>
快適な岩稜。
3P目(佐藤)は、オフィズス(5.7)~スラブ(5.8)。
出だしのヤブっぽさとは裏腹に、楽しいピッチ。
<3P目の終了>
そこから、また次の岩まで歩き。
5P目(佐藤)は、念のためロープを出す程度のトンネルくぐり。
6P目(石田)は、隣に良さそうなクラックが見えたので、そちらにライン変更するため5メートルほどクライムダウン。
<7P目のトンネル>
迷路のように枝分かれしていて、行きつ戻りつ。
<8P目に、魅力的なクラック>
8P目(石田)は、思いがけずハイライトなピッチ!
5.10bのオフィズスとも言えるし、5.10後半のハンド~フィストとも言えるような10mほどのナイスクラック!
だいぶ疲れていましたが、頑張ってオンサイト!
マルチの中で、本気トライが出来ると、一番充実します。
<9P目は、クライムダウン>
代わりに、5.9くらいのオフィズスが地上へと延びておりました。
そこで、それをクライムダウンするのを9P目として、終了にしました。
でも、終了とした岩塔も、まだまだ先へと繋がっており、楽しそうでした。
下降してみると、まりさんに昔教えてもらったエリアの上に出たので、地形的にもイメージが繋がりました。
探検的なクライミングの中に、オンサイト確率9割の本気トライがミックスされるぐらい。
丁度良い!って気分でした。
でも、下山は足がフラフラで、なんども転がりました・・・。
良いトレーニングにもなったようです。