1月30日(土)、31日(日)は、雪上訓練Lv.1。
初日がAコースで、天神平での歩行訓練。
男性Kさん、新規の男性IUさん、女性ARさん。
2日目がBコースで、谷川岳登頂。
男性IUさん、女性ARさんに加えて、先月Aコースを受けた男性NMさん。
<歩行訓練>
オキノ耳まで、講習生の足で20分~30分くらい。
オキノ耳の方が少し高いので、谷川岳の真の山頂というのもあります。
講習としても、間の稜線が雪庇などが多かったりして、良い経験が積んでもらえると感じています。
<耐風姿勢>
どうやら、頂上直下のハイマツ歩きが、とても苦手な様子。
治りかけたと思っても、数歩進む毎に攣りそうになるため、遅々として進まなくなりました。
実は、そこまでも怪しい傾向が何度もあったので、ここで無理すると下山で苦労すること請け合い。
<でんぐり返しからの滑落停止>
私からは、2つの選択肢を提示しました。
①ザックを私が背負い、空身で登頂する。
②ここで休憩して待っていて、IUさんとARさんだけに登頂してきてもらう。
(頂上直下の数分のところなので)
<2日目>
登ったは良いけれど、救助されるように降りるというのは、歯がゆい思いが残るかもしれません。
一方で、ここまで来て引き返すというのも、もちろん残念。
<行きの肩の小屋>
「本当に、どっちでも良いですよ。」
というスタンスで聞きました。
<トマノ耳に到着!>
「とりあえず、歯がゆい思いしてでも登っときませんか?」
というスタンスだったと思います。
クライマー相手だったら、
「もう1回、出直して来た方がスッキリするんじゃないですか?」
というスタンスだったかもしれません。
NMさんは、ちょうど中間くらいだなと思ったので。
<オキノ耳へ>
あとは、子連れ登山で、子供が少し大きくなってくると頻発するようです。
(子供の場合、メンタル核心かもしれませんが)
正直、どっちもアリだと思います。
<トマノ耳へと戻る>
その場では、本人の気持ちが読めなかったので、もしかしたら登頂に拘り自体が無いのかもと思ったりもしました。
<帰りの肩の小屋>
しかし、下山後の風呂で、「今回ダメだったから、オキノ耳にはまた来たい。」と話しておりました。
あー、やっぱり登りたかったんですね。
<雪崩の跡、破断面がよく見える>
本人次第ですね。
<まないたぐら>
悔しさだけでなく、ちゃんと御褒美もあったので何よりでした。
<帰りは、快晴!>
1日目:
・キックステップ
・ハの字、など
・アイゼン歩行
・耐風姿勢
・滑落停止
・グリセード
2日目:
天神平より、谷川岳に登頂
・休憩の取り方、ルートファインディング、などをアドバイス