3月11日(金)は、ムーヴLv.0。
1コマ目が、男性AKさん、女性MMさん、復習参加の女性KIさん。
2コマ目が、男性AKさん、男性KHさん、男性KDさん、女性FDさん。
一手一手レストする練習をすると、易しいルートなら全ホールドでレストできることに気付きます。すると、
「全てのルートは、そうやって登るものなんですか?」
という、よくある質問が出ます。
もうちょっと現実を知っている人だと、
「レストせずに行っちゃった方が良い場面と、レストした方が良い場面は、どうやって分かるんですか?」
という質問が。
これって、実体験の中でしか分からないと思います。
ホントに、場合によるので。
とりあえず、よく回答するのは。
①レストしながら作戦を考えるので、何手もノーレストが続くと、初級者はパニックになりがち。
(最初のうちは、3手ノーレストというだけでも、クリップできなかったり大変)
②今が悪いホールドで、次のホールドが確実にガバなら、とりあえずガバまで行ってからレストするのも有効。
(レストしないパターンの典型例)
③あとは場合によるし、人によっても違うので、自分で登りながら考えてください。
残念ながら、講習生の顔色を見るとちょっと伝わってないと感じます。
経験しないと分からないことなので、当然ですが・・・。
日々、私を悩ませる質問です。
そこで、そういう質問の際には、実際に5.10aくらいのルートを登ってもらったりします。
そうすると、幾分マシになると感じています。
具体的な講習内容
1コマ目:
・1手1手レストする練習
・カラビナの持ち方
・長居した方が、バランスを感じられる
・体重移動を、ゆっくりやると、良いポジションを見逃しにくい
・スタンスを押すか、乗るか(KIさん)
・踵を下げるか、上げるか(KIさん)
・つま先の向きは、上半身の向きと連動させた方が自然(KIさん)
・体幹に力を入れているときは、首の可動域が狭くなる(KIさん)
2コマ目:
・1手1手レストする練習
・カラビナの持ち方
・長居した方が、バランスが感じられる
・足をスタンスに馴染ませる
・オブザベーションしやすいレスト態勢を心がける
・ロワーダウン姿勢
AKさん、KHさんの2名は、ジムリード講習を受けてO.K.です。
もし良かったら、引き続きよろしくお願いします。