4月14日(木)は、1コマ目がリード3回目。
女性Sさん、復習の女性Hさん。
2コマ目が、ムーヴLv.1。
2人に加えて、久々の女性ARさん。
<肩の脱力>
ところが、よく考えると「1%でも手繰り落ちのリスクがある。」という事実は見落とせません。
クリップ後はトップロープ状態になりますので、その安心感を得たいのでしょう。
<実践本気トライ>
「99%、落ちそう。」と思ったら、自らギブアップしたくなります。
※安全な状況での「テンション」コール
しかしながら、「1%でも登れそう。」という可能性も見過ごせません。
ただ、初心者のうちは、どうしても逆になってしまう人が何割もいます。
99%どころか、80%でも同じなんですよ。
Sさんも、その1人でした。「落ちるのが怖い。」から「事故が怖い。」へと、心をシフトしていきましょう。
完璧になることはありませんが、徐々にマシになるものですよ。
具体的な講習内容
リード3回目:
・ビレイの立ち位置
・ロープの弛ませ具合
・ロープの出し入れのコツを数点
・リードで落ちる練習&止める練習
ムーヴLv.1:
・リードで落ちる練習&止める練習(Sさん、Hさん)
・レストで下ろしている側の肩の脱力
・壁に入り込み過ぎると、ホールドが効かなくなることがある
・足を振り子気味に移動させる方法
・両手を使って反動を付けるデッドポイント
・実践本気トライ
Sさん:垂壁5.10a 1テン。クリップの安全意識に、まだ課題あり。
Hさん:垂壁5.10a 4クリップくらいで敗退。しかし、クリップへの安全意識は高いのは素晴らしい。
ARさん:垂壁5.11b 3クリップまでを目標に、オブザベ&ハングドッグ練習。3クリップ直前までは、ムーヴ解決。1手だけ、惜しい感じ。
本日で、Sさんはジムリード講習を卒業といたしました。
まだまだではありますが、自主練習やムーヴ講習で補ってくださいませ。