これから、広島県の三倉に行って来ます。
花崗岩の岩場で、ショートルートと数ピッチのマルチが多いエリアです。
個人的には、各種の5.10台が充実しているのも楽しみです。ワイドも、5.8からあります。
さて、GW明け5月9日(火)の午前0時より、6月分の予約受付を開始いたします。
例年通り、7月は10日~31日くらいまでを富士山期間に充てる予定ですので、よろしくお願いいたします。
また、8月は通常通り講習を催行いたします。
梅雨前で、何をするにも良い時期となりますことを、願っております。
登山講習、読図講習、ジム講習から、リード講習、クラック講習、マルチピッチ講習、雪上訓練、救助訓練、アイスクライミング講習まで。 初心者の富士登山から、アルパインクライミングを目指す方まで全力サポート。
2017年4月27日木曜日
それで登ったと言えるのか?
4月26日(水)は、クラックリード講習が、予報微妙にて天王岩にて。
女性SMさん、男性MMさん。
クライミングのルールは、オンサイトであれ、レッドポイントであれ、下から上まで登ればオーケーです。リードクライミングの場合、「ロープが無かったとしても、死なずに上まで登り切れた。」という感覚で、ルール化されている感じです。
(テンション、ロープ掴む、ボルト踏む、ヌンチャク掴む、などはギブアップ相当。)
さて、
「ルール上は完登なんだけど、これは喜んで良いのか?(講師的には、褒めて良いものか?)」
と思う場面がチラホラ。
一番気になるのは、安全面。
・ロープに足が絡んでいたけど、本人が気付かずに、そのまま突っ込んで登れた。
・カムが効いていなかった。結果的に、落ちなかったけど。
もっと初歩的なジムリードでも、危なっかしいんだけど、一応登れたってことはあると思います。
さて、ルール上は完登。
でも、これでオーケーとしてしまうと、次のルートでまた失敗しそうですね。
また、このままグレードを上げたりしようものなら、いよいよ事故予備軍です。
5.9まで登れても、5.10台になるとメタメタになる人なんかは、そういう甘さが響いているのかもしれませんね。
安全面だけでなく、ムーヴが誤魔化しっぽいと次のグレードで行き詰まりやすいとか、色々聞く話です。
オンサイトトライの場合、安全のために完登を諦めるのはアリだけど、納得いかない変なムーヴでも完登したいとは思いますけどねー。ロワーダウン中に、復習できればベストです。
限界グレードの中で、どんな風に節操を保つべきなんでしょうか。
難しい問題です。
具体的な講習内容
・ムーヴ練習(これは、岩場リードに近い感じで)
・ジャミング練習
・地上でのカムセット練習
・リードで落ちる練習
・実践本気トライ
SMさん:コーナークラック(5.7) オンサイト
MMさん:クラックジョイ(5.9) 上部のクラック部分を、ボルト無視にて、オンサイト。
試行錯誤のスタート地点
4月25日(火)の夜は、無料体験。
講習後、1人の方からメールいただきまして。主な感想を要約すると。
今まで「登るだけ」しかしていなくって、それに虚しさを感じていたので、理解しながら登る面白さを知れて良かったです。
となります。
たしかに、ジムで山岳会チームっぽい人がたまに来ると、5.8~5.9を何本か登って、そのまま5.10aをやるけど敗退して。「そろそろ、腕が終わっちゃったな。」と言ってジムを去る。という姿を見かけます。
①5.8をもっと上手く登ろう。
②5.10aの敗退は、どうすればもうちょっと登れる可能性があったのか?
といった試行錯誤をしない人は、多いですよね。
かく言う私も、それがよく分からなかったので、大学1年~4年の夏休みまでは全くクライミングが楽しめなかったし、実際に若さにまかせて腕力登りしても5.10aくらいしか登れず。
これを機会に、登りが変われば幸いです。
2017年4月24日月曜日
ハウツー教育の弊害
本日は、山の知り合いを増やす会です。
今からでも、参加希望の方はメールお願いいたします。
4月23日(日)は、岩場リード講習にて、天王岩。
女性Sさん、八戸の男性TSさん。
<終了点作業の練習>
ボルトが抜けたらどうしよう、ビレイ位置が間違っていたら大丈夫なんだろうか、終了点作業で死亡事故って聞く話だよなー。
本日、そんな初心者を教えている山岳会が居たのですが、個人的には好印象でした。
一番登れる風な先輩が、「自分もよく分からないところもあって、難しいんだけど。」というニュアンスを正直に話しながら、理屈を説明していたからです。
これなら、新人は一生懸命学びながらも「でも、きっとまだ足りないんだ。」という不安を残しておけます。
<つま先立ちが多いSさん>
例えば、ボルト。
新しめのハンガーボルト(古い山屋さんは、“ペツル”などと呼ぶことも)か、ケミカルアンカーなら、とりあえずO.K.としている人も多いと思います。
それで、大体の場合は合っている気もします。リングボルト、RCC、錆びが酷いボルト、などをフォール不可として分類できるので。
とはいえ、アルミハンガーとか工業用みたいな例外もあるので、困ったところ。
<結構な混雑>
頻繁にフォールするクライマーをビレイしていれば、必然的に詳しくなります。
ただ、滅多に落ちないチームは、「2ピン目(ジムなら3ピン目?)までは壁に寄って、そのあとはクライマーが見えるように壁から離れる。」といったルール化をしていたりします。
これまた、結構当たっているのですが、実際にはボルト間隔などから例外が多いです。
<リードで落ちる練習>
詳しい人は、色々な事故例を見聞きして、軽量化意識もあって研究しています。
でも、「とりあえず着いたら必ずセルフ。終わったら、セルフ解除は一番最後ね。」というルールでやっている人もいます。
これで通用する場面も多いんだけど、例外も多いです。
これは、話すと長いので割愛。
<クラックジョイ>
考えた本人は理屈を理解しているので、例外にも対応できるし、「やっぱルール変更します。」って言うこともあります。
でも、ルールとして教わった方は、危険登山者になる可能性があります。
経験者から「大丈夫、安全だよ。」って言われたら、何となく大丈夫な気がしちゃいますからね。
まぁ、私自身への戒めみたいな話で、常々やってしまうことなんでしょう・・・。
講習生の皆さんも、話を聞くときは、お気を付けて!
実践本気トライ
TRさん:クラックジョイ(5.9) オンサイト
Sさん:クラックジョイ(5.9) フラッシュ
Sさん、だいぶ落ち着いてリード出来るようになってきたじゃないですか!
次回は、立木での懸垂下降もやりましょう。
2017年4月23日日曜日
2017年4月22日土曜日
本番を凌ぐ越沢
4月22日(土)は、マルチピッチリード講習にて、越沢。
女性STさん、男性ITさん。
本日の感想集。STさん
「レスト出来るようになった。→滞在可能な時間が増えて、落ち着けた。→怖さが、だいぶマシになった。」
最近は、ジムでグレードを上げることよりも、レスト態勢やクリップ戦略を磨くことに執着しているのが、成果として現れた喜びでした。
ITさん
「感覚的に、マルチは高度感が怖いっていうのが、ほとんど無くなって来た。だいぶ、現実的なリスクを怖がれるようになってきた。」
その通りではありますが、まだまだだと思い知らされる日も、また来るでしょう。
STさん
「まさかの失敗で、すごい勉強になった。」
例によって例の如く、ルベルソのセカンドビレイで、セット失敗。
ITさん
「ビレイ点作りで、時間掛かり過ぎてるようじゃダメだ。登るのより時間が掛かった。でも、怖いし、作りかけの状態でセルフ取ったりしてたら、色々混乱してしまった。」
ハンギングのビレイ点作成にて。
プロテクションが良ければ安心して登り、悪ければ慎重に、ロープワークはテラスであっても慎重に。
当たり前のことですが、底知れず奥深いようです。
確保はバッチリでも、高度感でパニック気味の判断になることもあります。
易しいピッチでも、落ちたら死亡するようなランナウトでは、岩が欠けないように登ることすらも自己責任です。
足場がしっかりしていても、セルフを外していれば、うっかり死ぬこともあります。
最初は、そんなことばかりです。
そして、マルチピッチをまともに登れるようになるには、重要なポイントだと思いますよ。
だいぶ越沢が怖くなくなって来たのは、良かったです。
ムーヴにせよ、リスク判断にせよ、最低限の技術があって、ようやく越沢が楽しめるようになる気もします(笑)。
本日は、早めに雨が降って来て、昨年A0しながらトップアウトしたラインのリベンジとはならず。
でも、充実感は得ていたようなので、まずまずでした。
2017年4月21日金曜日
次のピンが気になる
4月21日(金)は、リード3回目。
女性YGさん。
<真面目にオブザベ>
墜落距離の計算をするとき、最後にクリップしたヌンチャクからの距離を考えるのが正解です。
それ×2+ロープの伸び+ビレイヤーが持っていかれる分、といった計算式。
ですが、何割かの講習生は、次の掛けようとしているヌンチャク(つまり、まだクリップされていないもの)が、身体のどこにあるか(手の届くギリギリ、顔の前、胸の位置、など)を、すごく気にします。
「もう次のピンが顔のあたりまで来ちゃっているのに、クリップできなくて落ちそうで、本当に怖い。」
などという文脈で。
次のピンが顔でも、ボルト間隔次第で前のピンが腰のこともあれば、膝下のこともあるんですけどね。
とはいえ、何となく気持ちは分かります。
感覚的リスクと現実的リスク、って話で、徐々に修正していくべきものですね。
さて、YGさんは、もう一回リード3回目でお願いいたします。
めげずに頑張ってくださいませ!
土踏まず
4月20日(木)は、ムーヴLv.0。
男性KBさん、新規男性YDさん。
スタンスに足を置く際、「つま先で置きましょう。」とよく言います。しかし、初心者は土踏まずで置きたがる人も多いです。
で、理由を聞いてみると、
「楽だから。ふくらはぎが疲れない。面積イッパイ置けるので、広いスタンスのときに安心。」
(実際、彼の登り方だと、ふくらはぎがパンプしそうにも見える。)
「なるほど。それはそれでアリです。(実際、自分もそうすることがあるし。)では、土踏まずのデメリットはなんでしょう?」
と答えてみました。
すると、色々と話した結果、つま先で置いたり、土踏まずで置いたりを取り交ぜるようになりました。
最終的には、土踏まずで置くことは稀だと思うのですが、現状は土踏まずも取り交ぜたい感じですかね。
ゆっくり試しながら、やって行きましょう。
2017年4月20日木曜日
私の苦手
4月19日(水)は、自分のクライミングにて、小川山。
富士山ガイドOBのM田さんと。
<朝、雨が上がった>
そして、私は185cmという恵まれたリーチがあります。
という訳で、平均身長の男性が1歩厳しいと感じるくらいであれば、そこに立ち込まずにホールドに届いてしまいます。
(ホールドがあると、スメアは易しくなる。)
<乾燥していて、すぐ乾く>
5歩と2歩の差は大きいです。
なんせ、最初の1歩はじっくり行けます!
そして、ラスト1歩はバランス崩し気味でも、ホールドに届いてしまえば終わりということが多いので。
<青空>
ただ、実践中は「リーチや得意ムーヴを駆使して、合理的なムーヴを探す。」ということに奥深さを感じるので、あえてスラブ限定で登ることにもモチベーションが沸きにくいです。
まぁ、ウォームアップで易しいスラブを積極的に登るなど、多少はやりますが。
さて、‟帰ってきたタジヤン”(5.11b)。
これは、ワンポイントのスラブながらも、私にとっては長い宿題でした。
自分の分析によると、リーチが活かしにくい1つの典型例って感じです。
12年前くらいに、花崗岩の5.12aを初めて登れた頃にトライして、敗退。
8年くらい前に、エクセレントパワーを登れた頃にトライして、また敗退。
3年くらい前に、秋の寒い日を狙ってトライに来て、またまた敗退。
そして、本日ようやく登れました!
まぁ、これ1本でスラブという弱点が克服されるようなものではなく、また違う形状できっとリーチが活かせなくて苦労するんでしょう。
たぶん、リーチがあるだけにスラブは一生弱点になりそうです。
でも、結構うれしいです。
具体的に登ったルート
・ソラマメ下部スラブにて、アップ3本。
・シナプス(5.12b) 敗退。これまた、苦手なランジ課題。リーチがあると、ランジも下手になりがち?3年前から、あまり進歩を感じない。
・エンドルフィン(5.13a) 2トライして、ムーヴ探り。こちらは、リーチが活きる(笑)。3年ぶりだが、進歩を感じた。
・帰ってきたタジヤン(5.11b) 本日1トライ目にて、R.P.。ようやく、次のスラブ課題に進める?
・ソラマメハングスーパー(5.11d) R.P.2撃。好みではないのですが、ボルダー的に遊んでみたい気分になり。
マルチ講習の初回
4月16日(日)は、マルチピッチリード講習にて、越沢。
女性SMさん、男性OMさん。
<大混雑?>
易しすぎるピッチで教えると、色々いい加減になる、という私の経験則です
講習参加条件が、5.8のクラックをオンサイトしていることなので、大貧民、南稜神奈川、二子山中央稜の残置無視くらいが、ドンピシャ本気トライです。
<登竜門的なクラック>
ルベルソなどでのセカンド確保。
これはこれで、講習生の間違い例も多いですからね。
<笑顔>
そのうちSMさんが担当した1ピッチは、本気トライっぽいものですが、恐々ながら楽しむ余裕はあったようです。
<さらなる笑顔>
複数支点でのビレイポイント、巨大なピナクルを使ったビレイポイント、ハーケンの打ち方(越沢、三ッ峠で実施の場合のみ)。
<まぶしい>
2人とも、ショートルートでの本気トライをやる習慣はついているので、その辺の練習習慣は安心してみていられます。
<楽しむ余裕>
にしても、楽しむ余裕って大切ですね。
マルチのリードは、リードの語源がごとく、道を切り拓いていきます。
それが、怖いだけだと苦行でしょう。
私の課題設定が程よいことが大事なのか、本人の練習経験が余裕を産むのか。
<ちょっと、余裕なし>
<ナイスリード!>
<セカンドビレイで、色々悩む>
<緊張の懸垂下降>
<ロープワークの手際で、悩む>
2017年4月18日火曜日
ごゆっくり
4月15日(土)は、クラックリード講習にて、湯川。
NSさん夫妻、男性STさん。
「ゆっくり学びます。」「コツコツやります。」
という人は、案外伸び悩みが少ないものです。
たしかに、毎日のように登りまくる人に比べたら、成長はゆっくりです。
ただ、ものすごくスモールステップを大切に感じてくれるので、ちょっとの進歩でも楽しそうです。
中には、
「たしかに、ゆっくりですね。」
と私も共感しちゃう人もおります。
でも、それはそれで良いんだと思います。
時間と労力さえかければ、誰でもクラックのオンサイトトライぐらい出来るようになると思いますから。
3人のモチベーションなら、将来的にはマルチピッチも問題ないでしょう。
「もう時間が無いから、早く覚えたい。」
と言う人の方が、教えにくいものですよ。
たぶん、本人も息苦しいでしょうね。
まぁ、私だって早く成長したいとは思うので、気持ちは分かるんですけど。
具体的な講習内容
・ハンドジャムのコツあれこれ
・フィンガージャムのコツあれこれ
・ボルダー練習
・地上でのカムセット練習
・トップロープ練習、疑似リード(草餅、大和屋)
疑似リードは、考えることが盛りだくさんで、3人とも頭がパンクしそうでした。
でも、楽しそうでしたよ。
プリクリップ
4月14日(金)は、自分のクライミングにて、またも太刀岡。
N田くんと。
本日登った、ミストラル(5.12a/b)。
1本目までが厳しめで、「トポに書いてないけど、プリクリ設定なんじゃないかなー。」などと話題になりました。
そんな訳で、たまにはプリクリ問題でも。
たぶん、「そういうのが得意なくらいじゃないと、マルチは登れない。」、「アルパインはもっと厳しい。(基本、やらないけど)」、「基本的にビビり症気味なので、クライムダウンは得意。」といった要素から、得意になったものと思われます。
ただ、1本目が一般的な高さ(地上数メートル)であっても、足場が悪くてムーヴも難しいといった場合、大怪我のリスクを感じます。
とはいえ、「プリクリ設定のルートでない限り、プリクリに逃げたくはない。」というくらいは、一般的なクライマー心理だと思われます。
(それも分かった上で、多くのクライマーがプリクリしているのは知っています。特に、スポーツ系の人は、ミニマムボルトがマイナス要素にしか感じないというケースもあるので、無理からぬ気もします。昔は「プリクリなんぞ、邪道。」という雰囲気だと伝え聞くので、ときどき話題に上がりますよね。)
一方で、プリクリせずに、本当に危なっかしいムーヴで1本目に到達するってのも、それはそれでどうかと思います。
スタイル順守のために、リスクを冒すことも全く無いとは言えません(笑)。
が、やり過ぎたらダメだと思います。
個人的には
①プリクリしないと危ないと感じるようなら、まだ自分には時期尚早と考えて、そのルートは一時封印。別ルートに転戦。
②何とかなりそうなレベルなら、ボルダーのマントルが危ない課題をトライするが如く、クライムダウン敗退を繰り返して、徐々に高度を上げる作戦。
③カム、スポット、などの小技でリスク軽減できそうなら、積極使用。
という3つを併用すると、わりと良い感じにトライが出来ると思っています。
(それでも、リスクは少し残ることは認めつつ。クライミングって、何でもそうだけど。)
プリクリを、全否定する気もないのです。
「プリクリ設定じゃないけど、プリクリ設定並みに怖いわ!」って思うようなルートもありますしね。
安易ではないプリクリは、それはそれでクライマーを弱くしない気がします。(その都度、よく考えて、心を痛めてプリクリするぐらいであれば、許容範囲かなぁと最近は思います。)
(厳しい人に言わせると、やっぱプリクリはリードじゃない、って話もありますが。)
「なるべく頼りたくないけど、やっぱリスク取れないからなー。怪我したら、困るし。」
という話までは、プリクリする人も、なるべくしない人も共有している考えだと思うんですよね。
安全を犠牲にしすぎずに、プリクリに逃げ過ぎない1つの提案として。
具体的に登ったルート
・義理チョコ(5.8、NP) 再登
・ハッピーバースデイ(5.11a) 再登
・ミストラル(5.12a/b) 4トライして、R.P.。
オンサイトトライで上部核心まで行ったものの、ハングドッグしても今一歩ムーヴが解明せず。2トライ目、3トライ目は、やはり足位置やホールディングに迷いが多くて、ヨレ落ち。夕方の最終トライで、どうにか繋がった。
そして、このルートはプリクリ設定と書いていなかったから、一応せずに登ったけれど、かなり厳しめ。オンサイトトライ時は、10回以上はクライムダウンで地上に戻った。
居合わせたクライマー曰く、「プリクリ設定じゃないかな?」とのこと。真実は不明。