2017年9月20日水曜日

ムーヴの理解

9月14日(水)は、岩場リード講習にて、小川山。
UDさん夫妻、男性MKさん。
<パッキングに一考の余地あり>

かなりブログが溜まってしまったにも関わらず、昨夜は沢でビバークしてしまいました。
ちなみに、半ば予定通りなので山行計画としては良いんですが、疲れました。詳しくは、またブログが追い付いたら。
<つるかめスラブ>

さて、クライミングのムーヴに関して
「こういう理由だから、~~すると良いと思いますよ。」
と話したりします。
(核心ムーヴであれ、省エネムーヴであれ、レスト方法であれ、大抵の場合は他にも選択肢がある。ので、実際はもうちょっと言い方が難しい。)

で、この理由の部分が問題。
<ソラマメ下部スラブ>

ムーヴの仕組みって、理解したつもりでも、半年や1年経ってから振り返ると微妙に違うことに気づきます。
だから、自分より下(この場合、登れるか登れないかだけでなく、理解度というベクトルで)の人の説明には、どうしても首をかしげたくなります。
(同じ理由で、過去の自分の文章も、あまり読みたくない。)

ジャミングであれ、足置きであれ、デッドポイントの仕組みであれ、レストであれ、何であれ。
<ワイルドタジヤン(5.10c)>

さて、本日の講習生のお言葉。
「それは、自分も思っているし、自分も人から思われている。」

ほんとにその通りで、語らないのが一番安全な気がして来ます。

それでも、私もその方も、語らずにはいられないんですよねー。
その理由は色々ありますが、今回は割愛しておきましょう。
おそらく、ムーヴに限った話じゃないですし。
さて、本日でUDさん夫妻は、岩場リード講習を卒業といたしました。
登り自体は強いのですが、ロープワークとかは他の講習生並みなので、そんなに急がない方が良いかもしれません。
もし良かったら、クラックリード講習も是非ともどうぞ。