10月14日(土)、15日(日)は、どちらもロープワーク講習。
1日目が女性UHさん、NSさん夫妻。
2日目が男性STさん、女性DIさん、女性NMさん。
2日目、NMさんのご質問。
ビレイ中にロープが絡んでしまった、というシチュエーションのうちで、以下のケースは対応可能でしょうか?
①ロワーダウン中で、クライマーは壁から完全に離れてしまっている。(被っている、など)
②気づくのが遅れたりして、絡んだ結び目がATCに食い込んでしまった。
③岩場で、周りにほかの人は居ない。
④ビレイヤーは、ギアを持っていない。
わりと、シビアな状況ですね(笑)。
ありそうな話ですが、意外と耳にすることはない話でもあります。
ただ、この話を突き詰めると、3人に丁度いいぐらいのトラブル対処練習になりそうだったので、午後はこの話をば。
全条件がそろうと、現状の3人には解決できそうもなかったので、①をマシな状況と仮定して解決してみたり。
同じく、②、④についても状況をマシだと仮定して、解決してみたり。
ディスカッション課題として、なかなか良いものでした。
前述の通り、ありそうで無い話なので、一見すると無駄な練習です。
しかしながら、出てきた技術自体は、基本(普段、ロープワーク講習でやるようなトラブル対処技術いろいろ)の組み合わせでした。
ロープワークというのは、本質は同じなんでしょうね。
疑問点が湧いてくることが多いNMさんに、感謝です!