2月18日(日)は、アイスクライミング講習にて、西上州。
Hさん夫妻、女性WNさん。
<アイスボルダー練習>
トップロープ練習、擬似リードは、行わず。
本日も、講習生の感想を幾つか。
WNさん
「(ボルダー練習中に、バランスの取り方について)手を抜いているつもりはないんだけど、気づいたら手を抜いている。なんでなんだろう?」
<バランスの取り方を考える>
「(ボルトルートで、ついトップロープに逃げがちな)私が言うのも何なんですが、リードした方が良いですね。」
「(安全マージン、ギアの操作性、などの)色々と細かいことに気を遣う人間になる。(クライミングを通じて人間性が変わるのには、)私みたいな性格だとリードが1番良い。」
<本日は暖かい>
「リードすると、ガバ足に乗りたくなるから、基本の型(三角形バランス、ダイアゴナル、など)が崩れます。でも、上手い人を見ると、難しくても基本の型で登っているようにも見えます。」
<奥様のリード>
「プロテクションが欲しい!と思っても、もう1歩2歩上がってからスクリューを打ちました。」
<WNさんのリード>
「アックス周りの氷全体にヒビが入ったら、頑張ってもう1回打っとこう、と思いました。」
<旦那様>
「(スイングに)力が入っていると、氷全体が割れちゃうとは思うんですけどね。」
<傾斜は緩いが長い>
「リードする上では、氷質が気になります。」
<スクリューセット>
そこは、カムがバッチリ決まるクラック、スポートルート、ジム、との違いでしょう。
後者のようなクライミングでは、トップロープをほぼ完全に禁止したとしても、安全な状況と落ちてはいけない状況が程よくミックスされているため、十分にムーヴ練習になるように感じています。
一方で、アイスクライミングはトップロープや地上1m程度のトラバース練習を交えないと、安全な環境でムーヴを試すことが出来ません。だから、私もトップロープ推奨派ではあります。
<なかなか良い姿勢>
「トップロープとリードって、何か色々と違うんだよな。トップロープの練習が無意味に感じちゃうときもあるよね。どうなんだろうね?」
という疑問があります。
この答えは、一言には語れないと思います。
私としては、1日登るたびに感じるところがあり、この答えにアプローチしているような感覚です。
本日、私もⅤ-ぐらいのピッチをリードしましたが、久々ということもあって、色々と感じることがありました。
「神須の鼻でのクライミングに似ているな。」とか。
「そっか、難しいリードはこういうスクリューセットのムーヴだったな」とか。
「これ、結構楽しい!」とか。