11月14日(水)は、マルチピッチリード講習にて、越沢バットレス。
女性SMさん、男性OMさん。
<朝は、少し寒い>
「いやー、無理だ。SMさん、やるー?」
というギブアップ宣言。
<1P目を終えて>
しかし、一応はテンションせず、腕を下ろしてレストしながらビレイヤーのSMさんと会話中。
<1P目のフォロー>
①エイドで突破。その部分は、プロテクションが取れているので可能。
②テンション掛けて、ロワーダウンでビレイ点に戻り、リード交代。
③クライムダウンでビレイ点に戻り、リード交代。
今回は、選択肢に入りませんでしたが、OMさん本人が再リードでリベンジというのも状況によってはあるでしょう。
とりあえず、私が③をオススメして、クライムダウン敗退。
これだと、一応オールフリーは継続中という意味で。
<クラックが豊富な2P目>
そこで、SMさんにリード交代するにも2つの選択肢があります。
A.ロープを引き抜き、ピンクポイント状態でリード開始。
B.2人のロープの末端を交換して、7m分のプリクリップ状態でリード開始。
今回は、Bを選択。
<昼前に、太陽が射して来ました>
思いがけずリードの機会が巡って来て、1時間近くかけて突破。
お見事!
見ていて、たくましいと感じました。
<カム回収中>
「さすがに、フォローじゃ落ちられないっすよ。」
と気合いを入れて出発。
ザックも荷上げにして、空身で見事にノーテンション。
<3P目、OMさん>
2人ともフリーで登りきりました!
リード交代時も、テンションを掛けたのはビレイ点のみ。
<リード交代して、プリクリ状態で核心部まで>
いわゆるフリーマルチよりも、山っぽい場面では、リード交代って時々やるような印象です。
一番しっくり来そうな、チームフリーという言葉は、他の意味があるので使えませんけど(笑)。
<気合いの行きつ戻りつ>
<午後は暖かい越沢>
マルチピッチは、組み合わせ(場合分け?)によって、色々なケースが出て来ちゃいますね。
いずれにせよ、70mもの岩壁をフリークライミングで登りきるというのは、何とも達成感がありますよ。
<「いやー、よく行ったねー。」>
三ツ峠とかも、同じように登ってみたら楽しいんじゃないかと思いますよー。
もちろん、また復習参加に来ていただいて、今度はもっとクラックっぽいマルチをやっても楽しいと思います。
瑞牆は、例によって敷居が高いと感じているようですしね。
<「ここも悪くない?」>
<無事にトップアウト>