2021年1月5日火曜日

質問に答える

12月21日(月)は、岩場リード講習にて、湯河原。
男性AHさん、男性SHさん。

12月23日(水)は、リード1回目。
男性YKさん、男性ONさん、女性YOさん。
湯河原で2人に
「小川山よりピッチが短い(ボルト間隔が近い、の意味)ように思えるんですけど、全般的にそうなんですか?」
という質問をされました。
答えは、Yesだと思います。
もちろん、ルートによって逆転現象はあるにせよ。

次に、なぜそうなったのか、という背景を考えずにはいられません。
「クライミングとは、(クライマーとは、)かくあるべき」という目標像の違いを感じずにはいられませんが。

最後に、それが数十年経った現在の我々に、どんな影響を与えているのかを考えずにはいられません。
当時のスピリットを継承できてはいないにせよ、我々に何かしらの影響はあると思います。
湯河原に集まる人と、小川山に集まる人が、完全に重複しないことにも、意味があるのでしょう。

実際、現代の我々は、「かくあるべき」姿とどの程度の距離にいるのでしょうか。
2人が、ちょうど岩雪のバックナンバーやら、杉野さんの文章を読み始めたところだったので、ちょっと盛り上がったのでした。