9月22日(水)は、ムーヴLv.0にて、女性KKさん、女性AMさん。
9月23日(木、祝)は、岩場リード講習にて、女性YZさん、女性NMさん、男性MBさん、女性HNさん。
9月24日(金)は、リード1回目にて、男性YMさん、男性KTさん。
9月26日(日)は、マルチピッチリード講習にて、女性Mさん、男性KBさん。
9月27日(月)は、アドバンスクラック講習にて、女性HSさん。この日は、予期せぬプレゼントをO.S.していただく、という成果があって私も嬉しかったです。
9月28日(火)は、ムーヴLv.0にて、女性KKさん、女性AMさん、男性YKさん。
9月29日(水)は、岩場リード講習にて、男性SHさん、男性AHさん、男性KYさん。
9月30日(木)は、1コマ目がムーヴLv.0にて、女性NJさん。2コマ目もムーヴLv.0で、男性TNさん、女性HZさん。
リード中、安全に関わる判断とは別に、トライとしての判断があります。
「判断が良ければ、トライが成功する確率が上がる」というタイプのもので、勝負の駆け引きとも言えるでしょう。
これが、「トレーニングという意味でも大事なんじゃないか?特にジムで。」という話。
悪い例①
次のホールドまで行ってからクリップでも十分に安全なのに、落ちるのが怖くてモジモジしてしまい、結局手を出せずにテンションした。
→形式上は本気トライしているが、本気トライとしてあるべき負荷が身体に掛かっていない。落ちるのが苦手な人に多い。
悪い例②
本来は、レストして粘って、正解ムーヴを探るべき場面で、安易に一手出してフォールした。
→安全上の判断として問題なく、トライの判断としてミスだった場面。これはこれで、あまりにも短時間にトライが終わってしまい、身体に負荷が掛かっていない。落ちる恐怖が小さく、粘るのが嫌いな人に多い。
本人にとって、ボルダーの最高グレード付近を、高強度とします。
リードで、O.S.〜数日で登れる範囲のルートの核心強度は、中強度とします。
①は、省エネ登りだけで高度を上げ、中強度のムーヴに突入する前にテンションすることになります。(本人は、ムーヴを起こせないぐらい腕がパンプしてきたので、トレーニングした感はある。)
②は、特攻隊長のように迷わず登り、間違ったムーヴで呆気なくフォールします。(トライ自体は、ボルダーのような短時間で終わる。)
どちらの場合も、その後のハングドッグがトレーニングになる部分もありますが、休み休み中強度をやっているに過ぎず、効率の悪いジムボルダーをやっている感が否めません。
ちなみに、どんなに注意してもルートと自分の力関係によって、①や②になってしまうことはあると思います。
しかし、自分なりに良いトライができた後は、数時間まともなトライができないほど筋肉痛になります。(その日の本気トライ1本目だとしてもそうなので、上質な本気トライ1本が、一番のトレーニングかと思う場合もある。)
補助的トレーニングやサーキットトレーニングを否定する気もありません。
しかし、
「そもそも、自分は良いトライができているのか?」
という自問自答は、細々とでも末長く上達し続けるポイントだと思います。
良いトライは、メンタルや技術も向上させますしね。