10月8日(金)は、自分のクライミングにて、瑞牆。
Hさんと。
<不動の日々>
以前から、何となく気になっていた不動の日々。
見た目は
「思ったより短い、そして丸っこくて可愛い系。」
という感じです。
岩には、すごく難しそうに見えるもの(全体が被っている、暗いor岩が黒い、ホールド・プロテクションが見えづらい、など。いわゆる威圧的。)と、易しそうに見えるもの(明るい、短い、分かりやすそう、など。)があると思っています。
その中に、個人的に感じるのは、岩が丸っこいと易しそうに見えるというのがあります。
これが結構厄介で、これまで何度も油断させられ、痛い目に遭ってきました。
なんせ、丸さは「クラックの淵がサイドホールドとして使いにくい。」という条件になるため、やると案外難しいのです。
とはいえ、トライ前の緊張感が異常には高まらず、自制して高めているような状況は、ジムの本気トライぐらいの感覚です。トイレ問題も、コントロールしやすいですし。
で、右の2ルートでアップ。
うち1本は、かなり好ラインの5.10aぐらいだと感じたので、講習生にも是非登ってもらいたいです。
そして、不動の日々を無事O.S.できました。
グレードは5.11b〜5.12aとなっていますが、これまで登った5.11台のクラックの中では相当易しく感じました。
正直、5.10dに感じます。
(ちなみに、5.10dのワイドは私にとっては十分難しいのですが、5.11の全力感は無かったという体感。)
ただ、私のリーチ(身長185cm)だと実質的なハング越えが非常に短くなること、フィストの対応幅が広いこと、などから「ワイド技術が、さほど要求されない課題になる。」というのはあります。
<チョーク跡が結構あり、それなりの人気があると伺われる>
その後、何年も前に宿題にしていたタンジェリン・クラウド(5.12b、ボルト)を、1トライ目でハングドッグしてムーヴ解決。
薄暗い中、最終便でR.P.できました。
(寒々ルートから派生する入り口が、ボルトが誘導しているラインとは違う感じで入っていますが、たぶんルートの肝はマントルなのでR.P.として良いかなと。)
これは、マントルが難しいという意味では、珍しいスポートルートなので、ちょっとオススメです。
ボルトは8mmなので、自己責任ですが。