2011年2月14日月曜日

湯河原でアルパインクライミング?



































2月12日(土)、13日(日)は、湯河原幕岩でリード講習。
今回は、普段からジム講習を受けて下さっているYさんとTさん。

 

初日は、小雪ときどき本降りの雪!
普通なら中止ですが、お客様のモチベーション高し。
ビショビショの超入門ルートで、まさかの反復練習。
 
もちろん、本気トライはせずに、ひたすらロープワーク。
 

内容的にはジムでも出来るロープワークですが、実際に高い場所で、現物の木やボルトで、さらに雪本降りの悪条件でやったならば、確実に定着しますよね。
 
もちろん、湯河原あたりじゃあ狂気の沙汰です。
アルパインクライミング並みの悪条件でした。
 
2日目は、快晴!
某不人気エリアにて、乾いた岩登り。
初日と打って変わって、スポートクライミングらしい本気トライの練習が出来ました。
 
本気トライでは、簡単なルートと異なり、クリップや落ちること、テンション掛けた場合の行動などに慣れが必要です。
 
また、このエリアはアプローチも足場も悪いので、そういった意味でも練習が出来たと思います。
 
雪化粧した湯河原で、学び尽くした2日間でした。
 
具体的な講習内容
・ボルトの種類と見分け方
・終了点作業(結び替え、懸垂下降)
・ヌンチャクの向き(ウィップフラッシュ現象)
・終了点補強、捨て縄の方法(流動分散、固定分散、独立分散)
・セルフビレイの取り方を各種
・本気トライ(テンション掛けた場合の休み方、トップアウトの方法、など)
 
今回で、湯河原のようなボルトルートで教えることは一通り完了です。
ただ、まだ精神的にも余裕がないので、またいつか講習を受けて下さると、安全だと思います。
 
とりあえず、次回はクラック講習ですね。