6月30日(土)、7月1日(日)は、富士山ガイドの新人研修にて富士山へ。
この研修では、新人さんに富士山ガイドとはどんなものなのかを叩き込む場です。「ツアー数十名のお客様に対して、登山の注意点を話す」
という1点ですら、ガイドの実力差が出ます。
上手く要点を伝えられれば、お客様はベテラン登山者のように振る舞い、自分の体力を最大限に活かして登頂&下山を果たします。
逆に、要領を得なければ、休憩中に飲み物・食べ物を補給してくれるお客様は半分しかいないぐらいもの。
そしてそれは、
・防寒着を調整するタイミング
・休憩中に腰を掛けること
・雨具を着るタイミング
など、全てに当てはまります。
そして、トラブル対応。
講師が、傷病者役、ちょっと強情なお客様役に扮して、新人ガイドを困らせます。
トラブルシューティングは、慣れもあるので、完璧は求めません。
富士山に限らず、「ガイドとは、どんな仕事なのか?」を理解する上で、トラブル対応は良い機会です。
もう一つ言えば、富士山ガイドは富士山のスペシャリスト。
最低でも、ツアー運行に必要な登山道の把握。
欲を言えば、混んでいるトイレや、渋滞の避け方も把握し、さらには観光案内だって存分に出来るくらいを望まれます。
そういう意味でも、新人さんに富士吉田の登山道を詳細に下見していただくことが重要なのです。
さて、今年は何人の新人が生き残るでしょうか?
ここ数年は6~7割のイメージなので、なんとか8割以上が富士山ガイドになっていただくことを願っております。
富士山ガイドは、山岳ガイドとは全く違う色合いです。
が、接客やガイドとしてのプロ意識を学ぶ上では、この上ない環境だと思います。
山岳ガイドになりたい若者がいたら、間違いなく富士山ガイドでの修行をオススメしますね。
そういう意味でも、新人さんに富士吉田の登山道を詳細に下見していただくことが重要なのです。
さて、今年は何人の新人が生き残るでしょうか?
ここ数年は6~7割のイメージなので、なんとか8割以上が富士山ガイドになっていただくことを願っております。
富士山ガイドは、山岳ガイドとは全く違う色合いです。
が、接客やガイドとしてのプロ意識を学ぶ上では、この上ない環境だと思います。
山岳ガイドになりたい若者がいたら、間違いなく富士山ガイドでの修行をオススメしますね。