10月28日(日)は、ランナウトのコンペ。
実は、このコンペは今年で最終回を迎えました。
オーナーのヤマタケさんからは、このコンペに対する熱い想いと、これ以上続けることへの厳しさが語られました。
スタッフ側としてこんなことを言うのもなんですが、かなり質が高いんですよね。
僕が手伝っている内容は、ほんのごく一部です。
オーナーの苦労を少しだけお話ししましょう。
・ボルダーエリアだけでなく、ルートエリアの下部まで利用しての、課題数の確保&順番待ちの軽減。
・同時に10課題までトライできるので、10人のジャッジが必要。(つまり、13人くらいはスタッフを集めないと仕事が回らない。)
・オリジナルTシャツは、本気のオリジナルデザイン。(デザイナーは、オーナー)
・協賛企業からの商品提供は、日本一かも?
・直前数日間は、一部のスタッフによる深夜の試登。
これを、決して広くはないジムの中で行うのですから、大変な騒ぎです。
直前準備のみならず、これに合わせたジムの運営もあります。
目立つところだと、ホールド替えです。
・ボルダーエリアは、ごく近々にホールド替えをして、新鮮な気分でコンペを迎える。
・コンペ前後の期間は、ルートエリアのホールド替えができない。ルートエリアは、2ヶ月前とかコンペ直後にホールド替え。
ってことは、数か月に渡って、このコンペの準備をしていることに。
ランナウトを愛する常連さんからは
「俺、来年は出場しないで手伝いしても良いっすよ。(それでも開催して欲しい)」
という言葉もありました。
でも、そんなありがたいことを言っていただいても、なかなかオーナーの負担の軽減するのは難しいでしょうね。
スタッフ自身は、学園祭のようなつもりで楽しんでおりました。
僕も残念です。
また、何かのきっかけで復活すると嬉しいですね。