12月13日(土)、14日(日)は、岩場リード講習にて、湯河原。
1日目は、女性STさん、男性SKさん、補習で男性ITさん。
2日目は、男性IGさん、新規の2人組みで男性NRさん、男性Mさん。
<ムーヴ練習>
例えば、ジムクライミングに熱中したとしましょう。
そこで、フリーパスを買うかどうか?
<終了点作業の練習>
「うーん、でもちょっと元が取れないかもなぁ。」
「いや、でも来週は友達と遊ぶ約束(クライミング以外)してるしなぁ。」
「とはいえ、週2回以上とか通ったら、きっと上手くなるだろうなぁ。」
<フック船長のSTさん>
「元は、取れるでしょ。(クライミングが、人生の半分ですから)」
「最悪、仕事が忙しくなっても、パスの方が30分でも登りに来ようと思うから、結果的に上手くなるよね。」
「ま、でも色々なジムに回るなら、回数券とかにしといても良いかな。」
結果的に、フリーパスを買うかどうかは、生活事情によるでしょう。
ただし、暇を作ってでもジムに通いこむことには、なんら迷いが無いのが特徴です。
<核心抜けた!>
渦中の人からは、ボヤキのように色々な迷いを伺います。
「平日、ちょっと時間があっても、ジムに通うのがなぁ?」
「カム買っても、使いこなすとこまでやるかなぁ?」
「マルチは、整備されたルート程度か、連れてってもらう程度かなぁ?」
「地図は、ちゃんと読めなくても、トポ読んでけば結構大丈夫なんじゃないの?」
<2日目>
「確実に習得していくか、その項目を諦めるか、2択なんだ!」
適当に済ませて、次のステップに進もうとすると、基礎力の不足で危なかったり、あとあと伸びなかったり。
一線を越える前は、なぜかイージーに進める道がないかを模索しがちです。
この一線を越えちゃってる人は、モチベーションに素直に人生を謳歌している感じです。
山の世界であれ、クライミングであれ、
“こちら側の人間”
なんて言い方は、この一線が意識されているんだと思います。
<新規の2人は、まずトップロープで確認>
「クライミングは、やるか、やらないかしかねーんだ!」
なんて、いまどき誰も言いませんが、本質ではありそうです。
<アブラカタブラのIGさん>
①ムーヴ講習Lv.0
一線越えている人:20%
②ジムリード講習
一線越えている人:30%
③岩場リード講習:
一線越えている人:40%
④クラックリード講習
一線越えている人:70%
⑤マルチピッチリード講習
一線越えている人:90%
講習段階を進む中で、意識面改革する人も多いってことでしょうか。
1年、2年前にカム買うか散々迷ってた人が、マルチピッチリード講習で活き活きとカムセットしている姿なんか、感慨深いですよー。
<完登!>
1日目:
・ムーヴ練習(足を馴染ませる、指を馴染ませる、など)
・落ちる練習、止める練習(STさん、ITさん)
・終了点作業(STさん、ITさんは、立木での懸垂下降。SKさんは、結び替え。)
・トップロープ練習(SKさん)
・実践本気トライ
STさん:フック船長(5.10a)をO.S.
ITさん:フック船長(5.10a)をフラッシュ
2日目:
・ムーヴ練習
・落ちる練習、止める練習(IGさん)
・ダブルチェック、エイトノット、ATCを落とさない方法、トップロープのビレイ、など(NRさん、Mさん)
・トップロープ練習(NRさん、Mさん)
・終了点作業(IGさん、結び替え、立木での懸垂下降)
・実践本気トライ
IGさん:フック船長(5.10a)をO.S.、アブラカタブラ(5.10a)をO.S.