2015年1月28日水曜日

クライミング・登山技術は、講習の半分

1月28日(水)は、リード講習2コマ分。
新規の女性HKさん。
ムーヴを講習しているとき
(本日の場合、1つ目は骨盤を入れること)

①なぜ、そうするべきかを考える。
(メリット、デメリット)

②考えるだけではダメなので、反復的に身体を動かして実験

③さらに反復練習して、ほとんど考えずに出来るようにする
その際、特に重要な関節を脱力すると、滑らかに身体が動く。

という流れで練習しました。
で、これと同じことが、トップロープのビレイでも再登場。
HMさんは、なぜかビレイの動きで、ガチガチに肩が力んでいたので。

さらに、エイトノットを結ぶ際にも再登場。
最後に、指を脱力してもらったら、一気に滑らかに。

さらにさらに、クリップ練習でも再登場。
最後に、手首を脱力してもらったら、滑らかに。


講習の本質は、クライミング・登山技術が半分、練習方法・取り組み方が半分、なんだなと思います。

本日一番感じたのは、脱力を意識した途端に滑らかになるタイミングがあること。

それに、私は割と敏感。
(だから、反復練習が好きなのか?)

大抵の講習生は、少し鈍感。
(過去に、ハードな運動歴がある人などは、経験的に知っている。)

私にとっても、なるほどねー(笑)。
効果的な練習方法は、明らかにモチベーションを保つ力になるので、この機会にスキルアップしたいですね。