3月29日(日)は、雨予報にて、ロープワーク講習。
マルチ講習予定だった、女性ARさん、女性MJさん。
加えて、男性HYさん。
<ロープワーク出席率の高い面々>
日曜の雨予報でしたが、土曜の朝の段階から、
「今日のマルチで、色々失敗すると思うので、それをロープワーク講習で検証したいです。」
と、未来の失敗に対して、超前向き発言。
<ロープ畳みでも、前日のロープが絡んだ原因を検証>
それに対して、
「あの場合、どうすれば良かったんでしょうね?」
というケーススタディ。
<「非の打ちどころが無いでしょ」>
これだと、現場経験が活かされる形なので、技術も身に着きやすいです。
<問題解決中>
・他の講習生のトラブル例を出して、そのトラブル対処方法を全員で練る
・私の知っている事故事例を出して、その予防策を練る
といった問題解決も、多めに取り入れるようにしました。
今更ながら、問題を解くというのは、楽しく学べますね。
<メモが上手なMJさん>
それ以前の基本形として、いわゆる終了点作業を洗練させる練習も、とても大事だと思います。
まずは、基本原理を掴むことも大事ですから。
(最近は、岩場リード講習でも、ちょっと厳しめに講習することにしました。)
<登り返しは、しつこく復習>
・ロープの畳み方を洗練
(肩畳み、手畳み、手コイル、背負い、今回は肩コイルは行わず)
・スリングの収納方法、アルパインクイックドローの作り方を洗練
・自分の失敗例を検証(ARさん)
・FKさんが混乱した例を検証
・1ヶ月くらい前の、HMさんのトラブル例を検証(HYさん、MJさん)
・私の知っている事故事例を検証
・登り返しと懸垂下降の切り替え練習(復習)
・フィンガークラック練習
(脱力して馴染ませる、肘を下に落とす、足を移動する際の癖、など)
<「落とし止めは、命の落とし止め」>