5月17日(土)は、岩場リード講習にて、小川山。
男性SKさん、女性KIさん。
講習を続ける人、続けない人、色々おります。もちろん、私の人間性やら教え方に不満がある人はいるでしょう。
ただ、
「結構満足しているっぽかったけど、連絡来なくなったなぁ。」
という人も、大勢おります。
・仕事や家庭環境で、山を引退や中断
・引っ越し
・ある段階まで卒業して、次のクラスには進まなかった
っていう普通の話も、もちろんあります。
「予約システムに労力を割くのが、キツイ。」
ってのも、よく聞きます。
たしかに、面倒です。
どうにかならないものか、悩みの種ではあります。
あとは、
「すでに、自分でクライミングに行ったり(連れて行かれたり)しているし。いまさら、基礎から再スタートしろ、ってのはなぁ。」
ってのは、経験者組なら全員あると思います。
“講習継続の壁”
って感じでしょうか?
一方で、経験者組の場合、あらかじめ壁を半分くらい飛び越えている人も多いです。
自分なりに独学でクライミングをやっていたり、山岳会でバリエーションに行ったりする中で、
「基礎から、やり直すべきかなぁ。」
と骨身に染みている場合とか。
ある講習生によれば、
「自分も、期が熟してなかったら、もっとキツかったと思う。」
とのこと。
反復に次ぐ反復(笑)、卒業システムなどのオーケーサインが出されるまで何度でも続く同内容の受講(笑)。
もっと言えば・・・
マルチのためにクラックリード講習から受け始めた人に、「ジムリードから受けた方が良いですよ。」と逆戻りをオススメすることも多いです。
期が熟す、ってのは興味深い表現ですね。
私は、完熟?半熟?
経験とともに、熟してくるものなんでしょうか。
具体的な講習内容
①午前中は、小雨にてロープワーク
・ロープの畳み方を洗練
・スリングの収納方法
・アルパインクイックドローの作り方
②岩場にて
・アプローチのルートファインディング
・スラブの足裏感覚
・踵の高さ調整
・インエッジorフロントエッジ
・スタティックorダイナミックな体重移動
・下半身をリラックスさせる
・ホールドがあるときは、足を壁に押し付けることが可能
・ヌンチャクの向き
・疑似リード