6月26日(金)は、ムーヴLv.0。
女性TNさん、女性KIさん、新規女性OMさん、新規女性ABさん。
初心者のうち、トップロープをよくやると思います。このとき、ちょっとだけ緩めが良いと思います。
たしかに、ガンガン張ってあげた方が、落ちる距離も少なくて、怖くないんです。
でも、これだと上達しにくいです。
理由
いわゆる「張り気味」にすることで、本来のバランスとは違ってしまう。
ロープのお陰で楽になったり、逆に登りにくくなってしまうのが、その証拠です。
実際、登りながら
「あー、こういうバランスもアリなんだなぁ。」
と感じることが、クライミングの技術向上場面です。
簡単なルートなら、
「こっちの方が楽かも。」
という発見を大事にしましょう。
難しいルートなら、
「あ、こうすれば右手出せる。」
というムーヴ解決を大事にしましょう。
張り気味だと、そのチャンスを失ってしまいます。
だからと言って、ダルダルって訳じゃないですよ。
50cmくらい余分に落ちることになったとしても、その方がトータルでプラスでしょ。
(だって、皆さん練習に来ている訳ですよね?)
という提案です。
「伸びない練習方法」ってのを修正するのは、大事なポイントだと思っています。
具体的な講習内容
・ダブルチェック
・カラビナの持ち方
・一手一手レストする練習
・ホールドに寄りかかる意識(肩の脱力)
・肘は曲げても、楽ならO.K.
・保持していない方の手を離すタイミング
・足指をスタンスに馴染ませる意識
・足の移動に、軽い反動ムーヴを使う方法(KIさん)