8月21日(金)は、クラックリード講習にて、小川山。
いつも通り、湯川のつもりが、なぜか小川山の方が天気が良いというパターンにつき変更。
女性HSさん、女性HKさん、加えてクラックリードは卒業している男性ITさん。
今回の3人も、全くバラバラの経歴です。ITさんは、高校時代から登山をやっており、会社勤めが忙しい30代はガイド登山でクライミングを。
そこから、最近になって思い立ったのか、当塾で本格的に勉強し直し。
岩場リード、クラックリードと卒業しておりますが、仲間が見つからずに、講習継続しております。
マルチピッチまで目指して、パートナー探しも含め、コツコツやっております。
ジム嫌いで通っておりましたが、ついに最近ジムに行き始めたそうです!
人間、ちょっとずつ変化するものですね。
HSさんは、山岳会育ち。
山歩きは自分で行きますが、沢登りになると、リーダーで行く自信はちょっと無いというくらい。
ほとんどロープを出さないくらいのところなら、何とか行ってみたり。
「このままじゃぁ」と思って、岩場リード講習を受けますが、色々と力不足を実感・・・。
ムーヴLv.0、ジムリード1回目~3回目、岩場リード、と順々に進んでくださっております。
そこまで順調に来たんですが、忙しさやら体調やらで、クラックになってからは少し滞り気味。
今の時期は、もっぱら沢主体みたいですが、講習も続けてくださっております。
ITさん同様、ボルトルートだけでも誰かと登るチャンスが増えれば、もっと理解が進みそうですね。
そして、HKさん。
山スキーからボルダー、そしてクラックと進んだ経歴です。
私と同じく、ちょっとボルトルートは敬遠気味(笑)。
モチベーションは、講習生の中でも上位クラスで、
・普段の自分のクライミングでも、ヘッデン下山常習
・平日ジム通い
・微妙な天気でも決行希望
と3拍子揃っております。
クラックを学びたい気持ちが強いですが、まだまだ基本的なリード技術や終了点作業にも改善点が多いので、岩場リードも並行して受けてもらっております。
そんな訳で・・・
ガイド登山出身、山岳会、個人、という違いもあります。
クラック好き、沢好き、という違いもあります。
ジム苦手、ジムはルート中心、ジムはボルダー中心、という違いもあります。
同じクラックリード講習でも、モチベーションは本当にそれぞれ。
で、今回の皆さん、それも含めて楽しんでくださっているようでした。
刺激にも、なりますしね。
具体的な講習内容
・足場の悪いエリアでの過ごし方いろいろ
・終了点作業に関して、実践的なアドバイスいろいろ
・ハンドジャムのコツいろいろ
・カムセット練習
・オフィズス練習(エリアの都合にて)
・実践リードトライ
ITさん:ネイキッドクラック(5.10aだが、たぶんワイドの5.8が妥当)をO.S.
カミイルート(5.10b)をフラッシュ