6月1日(水)は、リード3回目。
女性ADさん。
ロープクライミングで、ギブアップするときは「テンション」といってロープを張ってもらうのが通例です。このとき、テンションの代わりに
・他のホールドを使う
・ヌンチャクを掴む(少し、リスクもある)
といった方法もあります。
本日のADさんは、足の移動でバランスが難しかったときに、一回だけガバホールドを掴んで足位置を修正し、それからまた復帰しようとしました。
はて?
これって、本人的に難しい部分をワープしてますよね。
これだと、次のトライでも全く同じ過ちを繰り返す可能性大です。
そもそも、落ちても安全なら、ギブアップしない方が理想です。
が、せめてギブアップするなら、自分が行き詰った個所をワープしない方が良いですよ。
具体的な講習内容
・逆クリップしやすいパターン
・ロープの反対側末端を結ぶ方法
・リードで落ちる練習と墜落距離の計算
・常に、ランナウトの距離に気を配ること
・レストして作戦を立てる時間を取る
・5.9くらいの足自由ルートで、実際のクリップのタイミングを試す
今回は、マンツーマンだったので、完全にADさんのペースに合わせました。
結果的に、リードの考え方だけに焦点を当て、ビレイは全く扱いませんでした。
また、リード3回目という枠で申し込んでいただければ、続きをやらせていただきます。